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問いかけが人生を変える

突然ですが、あなたは今日、自分にどんな問いかけをしたか覚えていますか?

おそらくパッとは出てこないのではないでしょうか。

あなたは無意識のうちに自分自身に多くの問いかけをしています。
一説では1日の70 %もの時間を使って問いかけをしているとも。

でもあなたが無意識で、こんな問いかけをしていたら怖いですよね?

「どうして、人生は面白くないのだろう?」
「どうして、仕事はつまらないのだろう?」
「どうして、ずっとお金がないのだろう?」

このようなネガティブな問いかけを『悪魔の問いかけ』と呼びます。

もしあなたが無意識にこのような悪魔の問いかけを自分にし続けていたら…
いったいどうなるでしょうか?

気分は落ち込み、思考は後ろ向きに。
思考によって左右される行動にも大きな影響を与えてしまいます。

「頭で考えてばかりで、実際に行動できない」
「ミスや失敗をずっと引きずってしまう」

もしかするとそれは、無意識で自分自身に悪魔の問いかけをしているのが
原因かもしれません。

人間は1日平均4.5万回もネガティブなことを考えている
アメリカの研究機関によると、脳は1日2万〜6万回の思考をおこなっていて、
そのうち約80%はネガティブな思考だそうです。
つまり、僕たちは1日におよそ4.5万回もネガティブなことを考えている計算になります。
(2005年 アメリカ国立科学財団発表)

繰り返しますが、僕たちは無意識で1日に4.5万回もの悪魔の問いかけをしているのです。

自分に悪魔の問いかけをすると、ネガティブな感情が出てきて
『できない理由』や『うまくいかないこと』にフォーカスしてしまいます。

その結果、いつの間にか感情が不安や恐怖に支配されて行動できなくなり、
人生が思うように進まなくなってしまうのです。

以前は僕も、悪魔の問いかけばかりしていました。
「どうしてお金が足りないのだろう?」
「どうして人生がうまくいかないのだろう?」
「どうして何をやってもうまくいかないのだろう?」

そのせいで僕はネガティブで暗い気分になり、起きてもいない心配事ばかりしていました。

心配事の9割は起こらない

「今日のプレゼン、失敗したらどうしよう」
「事業が上手くいかなくて収入がなくなるんじゃないか」
「○○さんに迷惑をかけてしまったらどうしよう」

僕たちは日々何かしらの心配事を抱えています。
では、そういった心配事が実際に的中したのはどれくらいだったか覚えていますか?

もちろん的中したものもあれば、杞憂に終わったケースも多いのではないでしょうか。

ある研究によると、心配事の79%は実際には起こらず、しかも残りの21%のうち16%は、事前に準備をしていれば対処が可能だそうです。
結果、実際に心配事が現実化する可能性は、たったの5 %という結果を導き出しました。
(ペンシルバニア大学 研究発表)

だから、起きもしない心配事ばかり気にして
行動できなくなるのはとてももったいないことです。

では、どうすればネガティブな思考や思い込みのクセから
抜け出すことができるのでしょうか?

それには、自分へのポジティブな問いかけを意識的に取り入れる必要があります。

無意識では思考の80 %がネガティブな『悪魔の問いかけ』です。
なので、意図的にポジティブな問いかけを毎日かけ続けるしかありません。

そんなポジティブな問いかけを『魔法の問いかけ』と呼びましょう。

ポジティブになれる朝晩の「魔法の問いかけ」
僕は過去、自分自身に悪魔の問いかけばかりをしていて、人生のどん底に落ちました。

そんな状況を脱しようと、たくさんの自己啓発を学んで編み出した、
自分を幸せにする2種類の魔法の問いかけを紹介します。

【朝起きてからの問いかけバージョン】
「今日はどんなふうに過ごしたら、さらに幸せになるだろう?」

朝起きてすぐ、この魔法の問いかけをしてみましょう。

「さらに」という言葉がポイント。
今が不幸だから幸せになるのではなく、「今の自分も幸せだ」と感じている土台から
さらに幸せになるには?と問いかけること。

そうすることで脳は発した言葉に忠実に反応します。
人はポジティブな言葉によって、よい思考がよい行動に繋がります。

【夜寝る時の問いかけバージョン】
「今日、感謝できたことは何?」

一日の終わり。布団の中で自分に問いかけます。

僕がこの問いかけを始めたころは、感謝できたと感じることがあまりありませんでした。
でも、毎日問いかけをしているうちに、
僕の周りには感謝すべきことがたくさんあると気が付いたのです。

たとえば、
・レストランで料理が出てくること
・家族がご飯を作ってくれること
・誰かが僕を気にかけて連絡をしてくれること
など、今まであたりまえだと思っていたことが『感謝』に変わりました。

その結果、日常の幸福度が上がり、僕に関わってくれる人に対して
さらに感謝できるようになったのです。

そうすると、相手から感謝や応援されるようになり、少しずつ人生が好転していきました。

僕は自分に魔法の問いかけをするようになってから、
どん底人生を脱出することができたのです。

自分自身にポジティブな「魔法の問いかけ」をすると起こること

あなたが自分自身に魔法の問いかけをすると、

・自分が好きになる自信がでる
・幸福感に包まれ、人に優しくなれる
・前向きな気持ちになり、行動できるようになる

など、自己肯定感が上がります。

そして、自信に満ち溢れることで仕事や人間関係が好転して人生が変わります。

もしあなたが無意識的に悪魔の問いかけをしているなら、
今日からから魔法の問いかけに変えてみませんか?

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