16 なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか? 17 プラダを着た悪魔 18 ロン・ハーマンの想い

◆ 16 なぜ、エグゼクティブはゴルフをするのか?
・会社が主要な競争手段のコスト削減に手を出すと、しだいにくせになり、行き詰まっていく。そして、結局はまったくの逆効果となる。
・競争力を高めることに全力を傾けるべきだ。行き詰まったときには、なんとか前進を続ける努力をしよう。
・重要なのは、みんなが均一なことではなく、みんながそれぞれの役職に適していること、そしてみんながうまく組織され、やる気があり、よく管理されていること。
・なにも決断しないのが、一番よくない。
・豊かな時期には、仕事の進め方が上手だろうが下手だろうが、目標は達成できる。そして、見事に結果が出せれば、下手な仕事ぶりが表に出ることはない。
・適切な戦略を立て、賢く仕事をすることが、成功するための方法なのだ。これは、どんな時期でも変わらない。
      「なぜ、エグゼクティブは、ゴルフをするのか?」
                      パコ・ムーロ
                  ゴマブックス株式会社


◆ 17 プラダを着た悪魔
「プラダを着た悪魔」(2006年度公開)。アン・ハサウェイ演じる若い女性が、メリル・ストリーブ(米版ヴォーグ誌の編集長=アナ・ウィンターの仕事ぶりをモデルにしていました)の編集長に鍛えられて、サクセスするという筋書きでした。
ファッションという業界で仕事をすることの誇り、傲慢さ、意地のような信念が、時には静かに、時には激しくぶつかりあいます。
美しい服を纏うことが、内面を刺激していく、「ファッションの力」というメッセージです。
自分の美しさを自覚し、美しくありたいと想うことがさらに、所作・立ち居振る舞いを魅力的に変えていきます。
ファッションは、背伸びをするもの。服に着られる手痛い経験を重ねて、創り手の想いを感じるレベルに到達する。その背伸びが、自身の成長になる。
接客に携わるスタッフには、このメッセージを、ぜひ受け止めてほしいと思います。
美しくあるためのルール、努力。それがあるから、「たまには力を抜いて、リラックス」なモード、ウェアがあるのです。リラックスしても、美しさの片鱗は見失わない。
なんでも重ねてしまう、いつでも同じスタイル、安くてもいい・・・という考えでは、大人ファッションにはたどり着けません。
若い時は、「若さ」だけでも十分に美しいと思います。だからこそ、背伸びが似合います。


◆ 18 ロン・ハーマンの想い
1976年、ロサンゼルス:ハリウッドのメルローズアベニューに誕生。そのコンセプトは?
「すべてのお客様に心地よく買い物を楽しんでもらいたい、お客様の創造力をかき立てる心地よい刺激を与えたい」
提案するスタイルは?
「ファッションとは愛にあふれ、刺激的で楽しく、自由であるべきだ」という理念のもと、心地よくリラックスした空間を提供している。
(以上、HPより)
店舗スタッフもこのコンセプトを大切にしていて、ほどよいおしゃれ感とほどよい笑み感、親しみやすさで迎えてくれる。
ブランドコンセプトを大切に、オリジナリティあふれるデザイナーたちの商品を提供しているという自信、自負があるからだろうと思います。
「売れるものならいい」という、安直な姿勢とは違います。
映像を追いかけているだけでも楽しいひと時が過ぎるようなホームページ。
そこにも、お客様に伝えたい「気分」が溢れてきます。
理念とか、想いは言葉で語られます。それを表現するのは、あらゆるものなのだと教えられます。

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