10 板書技術 11 ビデオ(動画)の使用 12 講義と体験学習

◆ 10 板書技術
1.書き方
①大きく、正確に、速く書く
②身体で字を隠さない
③アクセントをつける(色、下線、記号など)
④やたらに消さない。消すときはきちんと!
⑤メンバーがノートをとることを気遣う
⑥ボード一杯に書かない
⑦最後列の人が読める大きさで書く
2.板書要領
①主題は左上に大きく
②左半分は主題(項目)にして、右半分は適宜消して加筆する
③図解は必要な時に書き、終われば消す
④時間がかかりそうなものは、あらかじめチャ-トにまとめておき、掲示する
⑤ボードに向かって話さない
⑥重要個所は下線をひき、注意を喚起する
⑦書くことに必要以上の時間を割かない
3.注意ポイント
①楷書で書く
②筆順に気をつける
③誤字の危険があるときはひらがなで書く
④メンバーが転記する時間をつくる
⑤ときにはメンバーに板書してもらう

◆ 11 ビデオ(動画)の使用
1.ビデオ(動画)の長所
①教材としてのビデオ(動画)は、興味深い内容、ストーリー展開があり、メンバーを惹きつけながら、重要ポイントを伝えられる
②「わかったつもり」「できているつもり」のメンバーの姿を動画にしてみせることで、習得度を確認できる
2.使用上の注意
①メンバーは抵抗を示すことが多いので、導入は必要性、効果性の説明をする
②機器の取り扱いに習熟しておく
③使用前の機器点検をしておく
④場所、レイアウトなどチェックをしておく
⑤教材として提供の場合、内容、時間帯など が適切かどうかをチェックする

◆ 12 講義と体験学習
1.体験学習の4つのステップ
① Do  体験(まず、やってみる)
② Look 指摘(気付かせる)
③ Think 分析(考えさせる)
④ Grow 知識化(行動に移行させる)
2.講義と体験学習の関係
①講義 ・講師が話して教える ・知識を伝達する ・講義、解説 ・「わかる」
②体験学習 ・メンバーがテーマについて、話しあい、経験して、習得する ・グループ討議、ロールプレイング、ゲ  ーム、ワークなど
③しくみ ・行動をかえる ・相手の反応の変化を体験する ・学習する(知識化、一般化)

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