10 プロフェッショナルとは? 11 プロフェッショナルとは?(2)12 クリスチャン・ルブタンの言葉
◆ 10 プロフェッショナルとは?
「技術も心も一緒に伴った人が、プロじゃないでしょうか?」
2006/7放送 農家:木村秋則
「見ている人を幸せにすることができて、楽しませることができて、その人を見て夢を持つことができる、そういう存在が、やっぱりプロフェッショナルなのかなと思います」
2009/3放送 サッカー:中澤祐二
「どうでもいいことにこだわりつづける、意思の強さということですかね」
2009/1 まぐろ仲買人:藤田浩毅
「高いモチベーションを持つことと、それを維持することですね。プロフェッショナルとは維持する情熱です」
2008/2 シェフ:岸田周三
「自分の仕事に没頭して、更に上を目指す。今で止まるんじゃなくて、もっと上を目指すということなんじゃないかなと思います」
2008/1 すし職人:小野二郎
「仕事に楽しく挑戦し、仕事を通して成長できる人。なおかつ、部下を仕事に楽しく挑戦し、仕事を通して成長させられる人。これが、プロフェッショナルだと思います」
2009/11 小売再建:大久保恒夫
「絶対的なリーダーシップを発揮でき、その一方で仲間との和を大切にでき、新しいことに挑戦していける、そんな人じゃないですかね」
2009/9 救急医:松本尚
(NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」)
◆ 11 プロフェッショナルとは?(2)
「生業を超えたところで、心に残る仕事をする人」
2016/2放送 バーテンダー:岸久
「妥協を許さない準備、反省をする人。そして、仕事を完璧に決めないと自分を許せない人、だと思います」
2016/2放送 小児外科医:山高篤行
(NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」)
◆ 12 クリスチャン・ルブタンの言葉
「服を脱がせる靴をつくりたかった」
映画「ファイアーbyルブタン」のなかで、彼自身がインタビューで語った言葉。
「靴」だけれども、「服」を選んでしまうような、「靴」だけですっと背伸びしてみたくなるような、そういう気分をかもし出すものをつくりたい・・・という強い意志を感じる言葉です。
こんな言葉も残しています。
「ハイヒールは、女性にとって大切なもの。身体のラインを決める大切なパーツであり、自分の体の表現力を広げてくれるものでもある。ほんの小さな面積で足を覆うだけにも拘わらず、身体の見え方すべてを変えてしまうものだ」
デザイナーにとって、センスが大切なのは言うまでもないことです。独りよがりにならず、クライアントのニーズを深く掘り下げ、本当に求めていることを考え続ける。イメージを探し続ける。そういう情熱が、センスになると思います。
クリスチャン・ルブタン=フランス出身のデザイナー。1992年にブランド設立。