【社員インタビュー#4】営業本部長 新里幸大
毎日自分に二日酔い!どうも人事部長のTOMです!
成長や変化は、どちらも痛みを伴います。しかし、自分の居場所を見つけられず、どこかで立ち往生することほど苦痛なことはないのです。
インドの実業家 N.R.ナラヤナ・マーシーの言葉だ
彼の叔父は公務員であり、父親や叔父は同じルートを辿る事を望んでいました。しかしマーシー自身は、こう言って別の道を選び現代の最も偉大な実業家の一人となりました。
Mountain Bullには、元公務員という異色の経歴を持つ
新里幸大 通称ゆっきーさんがいます!
マーシーのように、自分の居場所として公務員とは全く異なる飲食業に従事し
現在は営業本部長として活躍するゆっきーさんに話を聞いてみました!
基本プロフィール
名前/新里幸大
生年月日/1986/5/16 36歳
出身/沖縄県恩納村
趣 味 /釣り
経 歴 /沖縄県出身、少年時代は活発で釣りを愛する少年。
専門学校を卒業後、サラリーマンとして上京。
自信の将来像と現職の相違から5年間勤務後退職し、飲食の世界へ。
Mountain Bullの運営する町田ダルマ酒場へオープニングスタッフとして応募。アルバイトを経て店長へ。
元々独立を目指して飲食業を始めたが、過程でMGへ昇格した後
店長兼、新店立ち上げ担当、エリアMGを経験。
現在はMountain Bullの営業本部長として、
全店の商品クオリティーや仕入れ、原価などハード・ソフト両面を管轄。
未来は明るくて、暗かった
個人的な話になるが、ゆっきーさんと出会ってから8年が経つ。
町田ダルマ酒場のオープニングスタッフ、同期のアルバイトとして入社したゆっきーさんは28歳のフリーターだった。
8年が経つが、今でもゆっきーさんの生態は謎に包まれている。
『変わった人』ゆっきーさんからはどんな話が聞けるのか、
そもそも自分のことを話すのが苦手なゆっきーさんは話せるのか、
楽しみだ。
ーゆっきーさんは元々公務員。公務員と言えば安定した職業というイメージですが、どうして飲食に進もうと考えたんですか?
「公務員は確かに安定した職業だけど、
数年、数十年先の自分の姿が、明確に思い描けてしまうことがある種つまらなかったかな。
何歳になったらこんな仕事をしていて、このくらいの収入があって
何時から何時まで仕事をして、休みの日はこうやって過ごす
仕事は楽しかったし頑張ってはいたけど、
先の先まで見えていることにうんざりしてたのかもしれない。
学生の時に飲食のアルバイトをしてて、
その時の毎日と比較すると、決められたレーンをひたすら走るような感じが
耐えられなかったのかな。
今思えば無謀だけど、脱サラして多少あった貯金を基に
料理が出来る友人とお店を開こうとしててさ
その話は友人が結婚するからなしになったんだけど
とりあえず辞めるって決めた日に、ご飯を食べに行った沖縄料理屋で仕事しないかって誘われて
そのままフリーターとして飲食を始めることにしたんだ。」
Mountain Bullと出会う
ーMountain Bullに入社して、アルバイトから社員になった経緯はどんな感じでしたか?
「脱サラしてすぐ働いた沖縄料理屋は飲食が本業じゃなくてさ、
飲食をメインでやっている会社で働きたかったんだ。
家も近くて、オープニングだったから
自分が独立する時のためにもオープニングを経験してみたいと思って応募した。
採用されてみたら町田では一番歳が近いのが20歳のトムや俊介達だったからビックリしたね笑
社員を含めても一番年上なのが自分で、若いパワーが新鮮で楽しかった。
町田がプレオープンした時はアルバイトだったけど、
『俺が引っ張っていかなきゃ』という責任感もあって、すぐに社員になることを決めた。
今振り返れば
公務員を辞めたのも、
バイトとして応募したのも、
社員にならないかと声をかけてもらったのも、
全部が偶然の重なりで、運命はあるなって思うよ笑」
我武者羅
ー今では地元の学生達から支持を得てる町田ダルマ酒場も、順風満帆なスタートではなかった記憶があります。町田が軌道に乗るまでのこと覚えてますか?
「スタートから毎日満席!じゃなかったね~
当時はまだ認知がなかったから、
毎日店前で声掛けをして、来てもらったお客様には絶対に満足して帰ってもらう。シンプルだけどそれだけを全力でやってたよね。
とにかく前だけ見てがむしゃらに。だったから
他店のキャッチが声かけてる方達を気付かず横取りしちゃって揉めたり、
雪降ってる日も交代でずっと外で声かけしてたし笑
声かけしてる子が『団体40名様ご来店です~!』って帰ってきて急いでお席の準備したり、
徐々に徐々にだけど『友達に紹介されて来ました!』っていうお客様が増えてきて、『楽しそうだからここで働かせてください!』ってメンバーも増えてって
人と人との繋がりの大事さと強さをとにかく感じてた。
お客様にも一緒に働くスタッフにも、成長させてもらう毎日だったね。」
ー辛い時はありませんでしたか?
「辛いのは営業中にトムが突っかかってくる時と、
毎月1回の店舗飲み会でめっちゃ飲まされるとき笑」
葛藤と再現性
ー自分がまだ在学中でアルバイトしてる時に浜松町、西新宿、池袋と『ふじ屋』への異動と立ち上げがありました、ここから店長からMGとしての業務へ移行していった訳ですね
「いい意味でも、この時代が一番ギラギラしてたかな。
悪く言えば、一人で突っ走っちゃってたかもしれない。
学生ターゲットの町田から、社会人ターゲットのふじ屋
営業スタイルも異なって新鮮で楽しかった。
とにかく全てのお客様に名刺をお渡ししまくって、
とにかく一人でも多くのお客様に再来店してもらえるように。
周りのスタッフに対しても、そうあるように求めてた。
新店立ち上げの度に、他社の立ち上げ部隊の部長の方と近隣店舗で立ち上げが被る事が多くなって自然と話すようになった。
『兄ちゃんがお店にいる内はそりゃ売上は上がるさ、上の人なんだから。
後を引き継ぐ店長になっても売上が持続する仕組みを考えるのが、優秀な上司だよ。これじゃ兄ちゃんだけの店だ。』
次の新店立ち上げで異動することを話すと
『ゆっきーさんが異動するならそっちの店に行くよ』
仲のいい常連さんにも言われた。
ハッとした。
全体の利益を考えなきゃいけない立場になってたのに、
頭の中はまだ独りよがりのプレイヤーのままだったんだ。
これじゃ周りもついてこない。
店長として、から全体を管理する意識を持つようになったのはここからかな。」
胸がワクワクする方へ
ー出会った当初は独立が目標だったと思うのですが、今は独立は考えてないんですか?
「うん、今は独立は考えてない。
元々は自分は一生かけて2~3店舗を経営するのがキャパの限界だと自覚してんだけど、
Mountain Bullにいればそのキャパを超える成長が出来ると思った。
2~3店舗を経営する景色より、
何百店舗を展開する企業から見る景色の方が絶対面白い。
自分に課せられているのは、
品質と原価のバランスや、新しい業者さんの開拓
新規店舗の立ち上げとクオリティーの維持
不器用な自分だけど、ここに向き合う。
自分の気持ちを言葉にするのは苦手だから、
このあたりトムいい感じに書いといて笑」
原文ママで載せちゃいました、すいません。
MBのシンデレラ
ーnoteを読んでくれている社員、アルバイトに一言お願いします!
「今のMountain Bullは昔より給与も上がって環境も徐々に整って、
どんどん働きやすくなっていると思う。
でもお金とか環境とか
そういう部分だけで働くと仕事にプライドがなくなっちゃうから
少しでもそれ以外の部分で情熱と信念を持って
自分の働き方を常に見つめなおしてほしい
これからも一緒に頑張りましょう!」
優しい言葉で締めたかったけど
そうだ、ゆっきーさんはどこまでも真面目でストイックな男だった。
アルバイトから店長・MG・営業本部長と
どんどん上を目指すゆっきーさんはMountain Bullの泥臭いシンデレラ
ガラスの靴は履いてないけど
ゆっきーさんが歩いてきた道は汗と努力と希望で
キラキラ光っている
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