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「世の中で一番自分に向いてない仕事だから選びました」変わり者の元OLに話を聞いてみた!

毎日自分に二日酔い!どうも人事部長のTOMです!

グループを作る場合は、いろいろな人間を混ぜないと駄目だ。
持ち味ってもんが違うからな。

米国のジャズトランペット奏者のマイルス・デイヴィスの言葉です。
この言葉通り、同じ性質の人ばかり集まった集団はどこかで躓き行き詰まり
にっちもさっちもいかなくなってしまうことでしょう。

様々な個性を受け入れるMountain Bullには
国籍・年齢・性別・性質も異なるたくさんの社員・アルバイトが働いています。

今回は11月に中途入社したばかりの新人
個人的にはMountain Bullきっての変わり者だと感じている
元OLのめぐに話を聞いてみました!

基本プロフィール

名前/めぐ
生年月日/1997/2/20 26歳
出身/長崎県
趣   味 /ゲーム
経   歴 /長崎県出身、幼少時代は人見知りな少女。
一人っ子で大人に囲まれて育ってきたからか、
小学校に上がるまでは引っ込み思案で同年代よりも大人と話す方が好き。
小学校に上がって以降は活発に遊ぶようになり、
時には男の子と喧嘩するような勝気な女の子に。喧嘩は負けなし。
九州の大学で国際文化学部を卒業後、
人材系の会社に内定をもらい福岡で就職。
コロナで混沌としていた時期と社会人デビューが重なり、
短いスパンで人材会社、アパレル、経理など経歴を重ねる。
Mountain Bull入社の約1年前に接客業への興味から飲食店でのアルバイトを始める。
上京して飲食店で正社員で働きたいと志し、Mountain Bullに応募し内定。
現在は新宿三丁目ふじ屋にて勤務。

「何をするか」じゃなく「誰とするか」

ーめぐは複数の職種を経験していると思うけど、
仕事を選択する上で何を重点に置いてるか教えてもらえるかな?

「一緒に働く人がどのような方たちなのかを大切にしています。
大学卒業後に最初に勤務した人材系の会社の選択したのも、
その会社の人事の方の仕事ぶりが真摯だったので、働くことを決めました。
実際にはコロナの時期と重なったこともあり、
ほとんど出社の機会なく退社に至りました。」

ー確かに一緒に働く人は大事だよね
めぐが『人』で選んでいる理由はどこにあるのかな?

「私自身仕事へのモチベーションは高いです。
働く中で湧いてくる疑問やトラブルを自分なりに解決していく過程にやりがいを感じます。
学生時代のアルバイト経験を振り返ると、
周りがモチベーションが低い状況でも
自分はやるべきことをしっかりこなすタイプでした。

一方で、誰かをお手本にして頑張っていきたいのに、
一緒に働く人の仕事への取り組み方が良くないと、
自分がその環境の中で
一番熱心に仕事に取り組む人=お手本がなく自分自身が上限
という状況になってしまい、葛藤もありました。

だからこそ一緒に働く人の姿勢や熱意を重視するようになりました。
自分より熱心に仕事をしている人がいる環境に身を置いてないと、
現状維持への焦りを感じるんです。」

面接の時から今まで同じ印象だが、この女性は少しばかり変わっている。
ただ、仕事をする上では全員が見習わなければならないマインドを持ち、実行している。

世の中で一番自分に向いてない仕事がしたい

仕事を選択するうえで
自分が「得意なこと」「不得意なこと」
を並べていったときに、99%の人間は「得意なこと」
を活かすことを優先するだろう。
どうやら彼女は残りの1%らしい。

ー『一緒に働く人』に重きを置いているのは分かったのだけど、
飲食業で働こうと思った理由を教えてもらえるかな?

「世の中で一番自分に向いてない仕事だと思ったので選びました。
昔は人見知りもひどく、マルチタスクも苦手なので、飲食店勤務は絶対にできないだろうとある種コンプレックスのようにも感じていました。
でも、一番向いてない仕事が出来るようになったら、
これから先の人生で自信になると思い、選択しました。

向いてないとは思うんですけど、
この仕事は好きだし、やりがいをすごく感じます。
お客様から直接ありがとうとか美味しかったよとか
リアクションをダイレクトに頂けることは励みになります。

それこそ以前事務の仕事をしていたときは、
お客様の顔すら見られなかった訳ですから。」

ー実際に飲食業に踏み切ってみて、いい点と悪い点はどこだと思う?

「いいところは先にもお伝えしたのですが、お客様の反応を直接この目で見れるところです。
後は飲食というか会社の特徴として、
お客様を大切にしたいという気持ちからの提案であれば、
それはダメと言われることがほとんどありません。
臨機応変に対応できる環境だと感じます。

悪いところというか、難しく感じていることなんですが、
飲食店はキッチンやホールなど各ポジションがリンクして動いているので、連携が非常に重要です。
料理の提供が遅れるとお客様からお叱りを受けるのはホールスタッフですし、逆にキッチンスタッフがどれだけ美味しい料理を素早く提供できたとしても、ホールスタッフがいい加減な接客をしてしまうことでお客様からの印象は悪くなってしまいます。

より良い店舗運営を行っていくためには、上司部下関係なく、遠慮せずに声掛けを出来る勇気を持つことも必要だと感じました。」

誰だって苦手なことはしたくない。
それでも勇気を持って飛び込む
一体どれだけの人がその選択を出来るだろう。

私、今頑張れてる


11月、居酒屋は年末商戦に向けて繁忙期を迎える。
古参のメンバーでも自身の仕事に精一杯なこの時期に中途入社
その負荷は想像に難くない。

ー繁忙期ということもあり、大変なこと楽しいことが同じくらいたくさんあると思うけど負荷的には大丈夫?

「忙殺されるとはこういうことだと身に染みて感じていますが、なんとかやっています(笑)
できることが日々増えている実感があるので、大変ですが楽しいです。

私は心や身体に余裕がある状態だと
「私いま、手を抜いてるんじゃない?」と感じてしまいます。

自分で『頑張れてる』という実感を得るためには、
常にある程度負荷がほしいですし、
楽な道か、険しい道のどちらかを選ぶなら、険しい道を選び続けたいです。

その点では所属している新宿三丁目ふじ屋は自分に合っています。
連日予約で満席の店舗で常に忙しく、仕事中ほとんど動き回っています。
体力的にキツい!と思う時は多々ありますが、
それ以上にやりきった!という充実感が得られます。

座右の銘は「恥をかいてでも学ぶ」

「100点はまだまだ出せません。不器用で要領も良くないので、できるようになるまで時間がかかります。でもだからこそ、恥かいてでも学んで成長しようと日々頑張っています」

入社2か月のめぐの姿勢に刺激を受け、背筋が伸びる。

Take the plunge

子供の時は嫌いだったピーマンが今は好きだ。
思えば、あまり食べた記憶もない。
もしかしたら食わず嫌いだったかもしれない。

長所を伸ばすのは楽しい
得意を極めるのに苦はない
好きこそものの上手なれだ

失敗しながら、それでも前に進み続けることは
簡単なことではないけれど
困難であればあるほど
達成した時に感じる喜びは一際大きい

Take the plunge
リスクを承知で、挑戦する

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