東京01

約1年ぶりの東京、オールの始発に乗って名古屋へといきそこからバスに乗って5時間。ずっと首を痛めながら眠っていたので今もまだ首が定位置にいない。

今は小田急線の各駅電車、名古屋駅に多少乗れるようになったのだから東京の駅も大丈夫かと思ったけどムリムリ。まず目当ての駅を見つけるのに手元と近くの目印を探すのだけどいかんせん人が多すぎてそれができない。ただ信号を渡ってるだけなのに満員電車のような密度感で歩かなくてはならないのが本当に大変。道路を渡るとメガフォンで何かを演説してる人がいる、イヤフォンをしてるから何をしてるのか分からない変な人。

188円の運賃を払って目的地から少し離れた駅へ。横断歩道が特殊な都会の道と狭く、密度の高い住宅街を歩く。2、30分歩いただけでも地元や北名古屋との違いが見えてくる。強い密度感、でもその中にそれぞれの人間の文化があって、東京という匿名性の高い場所のイメージ像にはない姿。整えられているのに整頓されていない小道の文化。そんな中を練り歩いて目的地の劇場へ。来るのは2度目だけど今日で最後。こんな狭い路地の中にある小さな劇場が今の演劇界を作ったと言っても過言じゃないのだから恐ろしい。神社よりもパワースポットになり得そうな場所。京都の小劇場とはまた違う密度感がある。香水の匂いが蔓延してる、一人一人の人間が特徴的。入り口は柔和なのに少し張りつめている劇場内。入り口で頭をぶつけそうになった。そろそろ開演なのでここらで。

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