休暇

10月22日。2日連続の観劇の2日目、初めていく劇場に向かう電車より。2日前の20日は今回の作品製作の中でも大きな節目で、最初で最後の場当たり稽古。公演日は今日から丁度2週間後なんだけどここ2週間の稽古は完全に20日に照準を定めてた。まぁ無事に何事はいくつかあって終わったんだけども、明日からの2週間の平日フル出勤稽古でどこまで作品を面白がれるかは分からない。ただ動きやセリフを固定的にして作品をあの劇場に詰める作業は多少できたんだけど、一昨日の舞台を見ても面白くなかった。単純に心の余裕がなかったせいにしたら簡単に済むんだけど、観客に楽しんでもらうためにもまだまだ変容させないといけないよね。
昨日の劇場のパンフレットにこの劇場は10人いるところの8人に面白いと言って貰える劇場ではなく、残りの2人に寄り添う所です、合ってるか分からないけどそんなことを書いててちょっと納得する部分があった。でもどうしたらそうなるかが分からない。何でもかんでも、行住坐臥を演劇にしたら何か変えられるのかな。日に日に自分の足が遅くなっていくのが分かって走る姿を見せたくないとさえ思うようになっている、次の1歩がこの足にどんな衝撃や感触を与えるかは分からないけど、今までの無数の足跡の感覚は覚えてる。しかもいい時のことはやけに鮮明に覚えてる、それが今となっては嫌なこと。名鉄名古屋から特別車に乗って3駅、2本の足で前後するよりこっちの方がすごく楽。
初めての劇場、初めて観る作品、どんな感触かな。

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