猫と戯れる

今日は7時起床、もうすぐ始まる学校生活では毎日こんな朝っぱらに起きないといけないのかともう辟易してる。
最近は自分のビジュアルに対するこだわりが無くなったおかげで朝の支度時間が随分と早くなった。好きな人ができると人は見た目を気にする等と言うけどその人が近くにいないと明確にわかるとこんなにも何もしなくなってしまうのかね。

1時間半電車に揺られて雨の降る街に着いた。最寄り駅にはなかった小雨が鬱陶しい
スタバに着いて全然消費してないスタバカードを使う。初めてスタバでパンを買った。
劇団員たちとモーニングを食べながらミーティング。照明のプランを相談して頭の中にある舞台にようやく光が当たった。解像度が上がったようでその後は少しだけタイピングが早くなった。

キャラメルマキアートが無くなり手も疲れてきた頃にすぐ近くに家がある友人の家に入った。友だちの家は経験済みだけど、実家は久しぶり、小学校以来。
いつもはすれ違った時に揺らぐ程しか感じない匂いが玄関に入った瞬間鼻の奥にまで到達する。他人の家だ。
階段を上がると猫が居る、目の前に居る。こちらへの注意はなく上手く4本の足を使って足の間をすり抜けてくる。恐る恐るその背中を触ってみる。猫は初めて触った。
動画では見まくってる猫が目の前にいる。気づいたらずっと背中を撫でてる。2回くらい噛まれた。ちょっと怖い。手が毛まみれ。顔に毛が付いてるのかむず痒くなってきた。アレルギーかもしれないとちょっとだけ怯える。

家族が帰ってきた、どういうテンションでは話せばいいのか分からない。小声で頭を軽く下げる。変なところで人見知り。
雰囲気、顔、話し方、手先の器用さ、黙ってコーヒーを入れてくれるところ、やっぱり家族なんだなと思う。

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