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「失敗してもたった300万」⁉ 起業と就職のリアルを知るために経営者の話を聞いてみた

※こちらはWantedlyに2019/04/12に掲載された記事の転載です。
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こんにちは!私は立命館アジア太平洋大学4回生、中村綾乃です!(右)
私は今、「リクルーティング・パートナーズ」という会社でインターンをしています。

先日、we work福岡ゲイツさんで行われた「ファーストキャリアの描き方/起業と就活のリアルを考えるBar【経営者×大学生】」に行ってきました!

起業家さんと学生が直に触れ合って話ができるこのイベントは、ありがたいことに70名もの参加者が九州各地から集まり、大盛況で終わりました。

私自身も、現役起業家さんたちから色々聞けちゃうこの凄すぎイベントに参加して本当によかった!!と思います。
それでは、このイベントがどう凄かったのか、その感想を自由に述べたいと思います。

凄すぎ(1)現役起業家の生々しすぎるマル秘話!!
~そんなことまで聞いていいの!?パネルディスカッション~

第一部ではパネルディスカッション形式で、6人の起業家さんたちに、なかなか聞けない起業エピソードを聞かせていただきました。やっぱり、皆さんものすごく苦労されてきたんだなぁと伝わるお話ばかりで、終始驚きっぱなしでした!
その中でも時に印象に残った質問と秘話をピックアップしてお伝えします!

リアルな失敗談&苦労話~起業して悪かったことは?~

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「起業してしんどかったのは、借金、横領、派閥闘争!!」

思わず「ドラマか!?」とツッコミを入れたくなってしまうほど波乱万丈な人生を歩まれているのは、介護事業の会社を経営されている、ザ・ハーモニー株式会社の高橋さん。

両親を今の介護施設には入れたくない!という思いから、日本の介護業界を変えたいと奮闘されている姿には胸を打たれました。すごい…

「僕、裁判2回してるんすよ」と語る高橋さん。

「めちゃめちゃ破天荒だな!?」という印象を受けましたが、その飛びぬけた破天荒さが逆に魅力となって、人を惹きつけているんですね。突き詰めると何事も卓越すると言いますが、納得…。説得力ありますね。

「東日本大震災で仕事が0に!」

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「美少女図鑑」ってご存知ですか?
福岡の若い人にはなじみがあるかもしれません。
街中の美少女を集めた写真集で、私の友人も出てたので存在は知っていたのですが、まさかそれを福岡で発行している会社の代表がバズフックの波田さんだったとは!!
その他にもAFRO FUKUOKAなどのメディアの分野で活躍されている会社です。
福岡で成功されていた波田さんでしたが、実は東日本大震災の直後、お仕事が0だったそう。
その理由は、震災後CMがテレビから消えた「メディア自粛」

「いままであったお仕事がなくなって、1つの仕事をみんなで協力して取りに行き、いろんな人に助けられて今の僕があります。」と語ってくださいました。

周りの人に対して、常に感謝の気持ちを忘れない人って素敵ですよね。
また、いざという時に助けてくれる信頼できる仲間がいるということは、起業家の素質として大切なのかもしれません。

凄すぎその(2)起業した人しか言えない言葉!

~もし大学生に戻れるなら起業したい?それとも就職したい?~

【起業したい派】(5人)

「起業はみなさんが考えているほど難しいものじゃない。
とりあえず起業したいなら、若いうちにしてみたら?
失敗しても300万程度の借金で済むわけだから。」

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私が今インターンでお世話になっているリクパーの社長、坂元さんは、起業したい学生の背中を押すお言葉をくださいました。まさに起業した人にしか言えない言葉!!!!!!

借金するにしても、銀行では学生に対しては300万円くらいしか貸さないんだから。
どうせなら、失敗を恐れずやりたいことをやれ!人生は何度でもやり直せる
というメッセージ。かっこいいですね泣

【就職したい派】 (1名)

「不動産という特殊な業界の知識は就職しないとわからない」

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そう仰っていたのは、不動産向けのサービスを展開するリブサーチ福井さん。
確かに起業はゴールではないし、起業してそのビジネスを存続させていくためには、自分の商品を届ける市場を理解しておく必要がありますよね。

「○○で働いてました」という肩書きがあった方が信用が得やすい
また、その市場で成功するためにも、0から信頼を得るために努力するより、もといた企業のネームバリューを借りた方が信頼に繋がるよう。
頷く他の起業家さんたちを見て、信頼を得るために皆さん苦労されてきたんだなという印象を受けました。

「雇われた側の気持ちを理解するために、雇われる経験は大事」
こうおっしゃったのはリクパーの坂元さん。
元リクルートの坂元さんは、雇われた側を経験してからの起業を経験。
「雇われたことのない人は、雇われる側の気持ちはわからないんじゃないかな」という意見。確かにその通りですよね。

凄すぎその(3) 社長とバータイム!

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第2部ではピザとお酒を食べながら、起業家さんたちとお話できちゃうバータイムでした。
ここでは私はピザの配り子として働いていたので、実際に参加した学生さんたちの感想をご紹介したいと思います!

・ビジネスの規模の大小に関わらず、「社長」から直接話を聞けたのが良かった!
・将来起業するしないに関わらず、自分の視野を広げる経験になった
・いつか起業したいので、そのノウハウを社長に直接聞けた
・自分のキャリアについてしっかり考えている学生たちと人脈づくりができた

などなど様々な声が集まりました。
みなさんそれぞれ意識を高く持って、自分のキャリアについて考えていらっしゃる方が多いのかなという印象を受けました。起業家さんも学生さんもキャラの濃い、濃厚なイベントでしたよ。

凄すぎその(4)その後の飲み会で…


その後リクパーでは、リクパーに興味を持ってくれた学生と一緒に中洲の居酒屋で飲みに行きました!

私は、この飲み会に参加した時、インターン3日目でまだまだ社員さんのことも詳しく知らなかったのですが、この飲み会をきっかけにリクパーのみなさんと仲良くなれて、ほんとに参加してよかったなと思います!

今後もこうした学生×経営者イベントを企画予定のようです!
今回来られなかった方もぜひお話を聞きに来てみてください!
起業に興味がない方でも、いろんな社会人から話を聞けるので、自分の視野が広がる経験になるかもしれません。

以上、中村綾乃のイベントレポでした!

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