罪悪感は愛
1. 罪悪感は愛の証としての重要性
みなさん、今日は以前の記事でも触れましたが、この話題は非常に重要なので、もう一度、心に留めておいていただきたいです。多くの方が罪悪感に悩まされていると思います。どうすればこの感情を手放せるのか、そんなことを考えて苦しんでいる方も多いでしょう。
2. 罪悪感は愛情の一形態であることの理解
でも、理解していただきたいのは、罪悪感は実は愛情の一形態なんです。
例えば、愛する夫に美味しい料理を作ってあげたいと思っているのに、うまくいかなかった時に感じる罪悪感。または、子供を心から愛しているからこそ、育児に対する自信のなさを自己責任として感じること。これらは、愛情が強いからこそ生まれる感情です。逆に言えば、嫌いな人に対しては罪悪感を感じることは少ないですよね。嫌いな人が困った状況になった時に、あまり罪悪感を感じない、これは愛情がないからなんです。
3. 罪悪感が消えないのは深い愛情の証
罪悪感が消えないのは、あなたが深い愛情を持っているからです。愛が多ければ多いほど、罪悪感も増えます。罪悪感は愛情の量に比例するんです。
ですから、罪悪感が消えないのは、あなたが素晴らしい愛の人だからなのです。
ただ、その愛がねじれて罪悪感としてのエネルギーになってしまっているのなら、それは少しもったいないですよね。そのエネルギーを純粋な愛へと戻してあげることが大切です。
4. 罪悪感を手放し、自己肯定と共存する
罪悪感を感じやすいのなら、それを手放していくことが大事です。過去に形成された罪悪感というものは、本当は愛情の別の形なのです。でも、罪悪感を完全に消してしまう必要はありません。自分が愛情深い存在であることに意識を向け、自分を肯定することで、罪悪感と共存することを許してください。
罪悪感が全くないというのは、それはそれで問題があります。自分が100%完璧だと思ってしまうと、人間は努力をやめてしまいます。罪悪感は、自分が変わろうとする推進力エネルギーなのです。罪悪感を自分を責めるツールとして使うのではなく、自分が良い方向に変わるためのエネルギーとして活用しましょう。
これからは罪悪感を持つことに対してさらに罪悪感を感じて落ち込むのではなく、自分が良い方向に変わるためのエネルギー、そして実はそれが愛だったということに気づいてください。自分の中の罪悪感が強いことは、それだけあなたが素晴らしい愛の人だということ。この平光源奥義3「罪悪感」からの教えを、しっかりと心に刻んでいきたいですね。