「色で例えると、あなたは何色ですか?」(読書記録)
昨日、ある障害についての本を読んでいたら、その障害のある人の多くは、
「色で例えると、あなたは何色ですか?」
という質問に
「透明」
と答えるのだということでした。色のついた答えをする人の方が少ない、と。
興味深く、神秘的なことだなと思いました。
そして心の研究は、こんな風にもなされているのだなと思いました。
私はもし同じことを聞かれても、「透明」とは答えません。はっきりとした一つの色のイメージがあるからです。それでも私の持つ色のイメージがときどき変わるのはどうしてかと、専門家の人に聞いてみたくもあります。
本はまだ読みかけで、専門書で難解なので、この一つのお話だけ書きます。タイトルは明記しません。
◇
「色彩がない…」という村上の本も連想しました。