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『ロイ・ヘインズの切れ味』
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確か今年で99歳❗❗❗
ロイ・ヘインズは1940年代からパーカーやブレズ等と共演、存命中のジャズメンでは最大のレジェンドではないだろうか。
もう何度も書いているけれど、
彼の最大の武器はそのスネアの切れ味とクリスピーな音色。
1970年代を境目にドラムスの録音が変わった?せいかそれ以降の音は“迫力系”な物に変わってしまうのだけど(これはアンソニーウィリアムズにも言える)、彼(ヘインズ)の本領はそれまでのレコードに集約されていると思う。
特にこの2枚。
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ジャケットからもうすでに漂ってくる黒光りする様な雰囲気。
速いけど重い・・・メンバー全員がこの二律背反を見事に成し遂げているのが凄い。
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このレコードが世に出た当初演奏クレジットが無かったから色々詮索されたが、新人のヴィトウスbはともかくヘインズのdsは一聴して直ぐに分かったのでは?
そして僕の推し1枚。
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RVG録音に最もフィットしたのはブレイキーでもエルヴィンでもなくヘインズだったのではないか・・・・
イントロにドラムスというのは滅多に無いのだけどこのレコードでは2曲(全6曲中)も😀😀。
カッコ良いなあ〜
こういうのを『鯔背』と云う。
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イントロを任せられるドラマー。
転載元:https://slapper.exblog.jp/33326237/
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