リスキリングに関する調査レポート:フリーランス・副業・複業人材の27%が既に「リスキリング」を実施済みと回答。人気スキル第一位は「プログラミング」、オンラインでの効率的な学習が成功の鍵

フリーランス・副業・複業人材を支援するメディア「RECOFR(https://reinforz.co.jp/media-consultant/)」を運営するReinforz Incは、フリーランス・副業・複業人材を対象に、リスキリング(学び直し)に関するアンケートを実施しました。

調査概要

調査名:リスキリングに関するアンケート

  • 調査期間:2022年12月8日~12月21日

  • 対  象:20代から60代のフリーランス・副業・複業人材

  • 調査方法:インターネットを利用したアンケート調査

  • 有効回答数:1,053名

調査サマリー

  • 27.2%のフリーランス人材が、既にリスキリングを実施済み

  • リスキリングに取り組んだ理由の第一位は「仕事の幅を広げるため」、専門知識や資格取得を目標とするフリーランスも多数

  • 9割以上の方がリスキリングの成果を実感、「収入増加につながった」と答えたフリーランスは約2割

  • 人気スキル第一位は「プログラミング」で、3割のフリーランスが実施。仮想通貨やNFT、Web3.0、メタバースなど、次世代領域への関心も高まる

  • 最も成果につながりやすい分野は「プログラミング」「データ分析・統計分析」「情報セキュリティ」の3つ

  • eラーニングやオンラインセミナーを活用し、効率的に学ぶフリーランスが多数、YouTubeなどの動画サイトも人気

  • リスキリングにかける費用は、1ヶ月あたり「5千円未満」が最も多い

  • 取り組む上で一番の課題は、「学習時間の確保」と「最適な学習ツールの選択」

  • リスキリングに必要なのは、自身のキャリアプランの明確化と、最適な分野・ツールの選択

調査結果詳細

詳し分析やアンケート結果は弊社ウェブサイトに掲示しております。

総括

近年、技術革新やビジネスモデルの多様化など、ビジネスパーソンを取り巻く環境は著しく変化しています。個々人がそれに適応し価値を発揮し続けるために、主体的な学び直しである「リスキリング」の重要性が高まっています。中でもフリーランスは特定の組織に属しておらず、自ら学びの機会を作る必要があります。

そこでフリーランスのリスキリングへの取り組み実態を把握し分析を行うことで、今後の学習分野ならびに効果的な学習方法の選択、継続のための仕組みづくりの一助となるよう、本調査を実施しました。

フリーランスは、企業に勤める会社員以上に、自身で学ぶ領域を見極め、主体的に動き、適切なアプローチで効率的にリスキリングを実践する力を身につける必要があります。今回の調査では、フリーランス・副業・複業人材でリスキリングを実施している人の割合は1/4に留まる一方で、成果を挙げている方が90%以上を占める結果が出ています。

弊社では、フリーランス・副業・複業人材を支援するメディア「RECOFR」やフリーランスコンサルタントの案件マッチングサービス「Strategy& Consultant Platform」を運営しています。また「日本リスキリングコンソーシアム」へジョブマッチングパートナーとしても参画しており、リスキリングの啓蒙・取組促進を推進し、フリーランス・副業・複業人材の市場価値を高め「ビジネスを強くする」手助けをして参ります。

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