ダイヤモンドより平和が欲しい
昔、東京へ友達に会いに遊びに行った。その際フリーの時間があって、私が行ったのは渋谷でも青山でもなく、靖国神社だった。
そこには特攻隊の方々が家族に宛てた手紙が展示されている。そのどれもが自分以外の大切な人を気遣う内容で、胸を打たれた。とりわけ幼い妹の為に全部カタカナで書かれた手紙が印象的だった。お母さんの言うことをよく聞くように。兄はいつでもお前を想っている。そんな事が書かれてあって、涙せずにはいられなかった。泣きすぎてしんどかった。
当時の日本で、戦争で戦った人達の中に