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ITシステムの利用も簡単に!動画マニュアル作成のコツをご紹介

近年、YouTubeを始めとした動画配信サービスを使って動画のマニュアルを提供するITベンダーが増えてきています。例えば株式会社SmartHR様(SmartHRスクール)やGMOペパボ株式会社(カラーミーショップch.)では、ツールの操作案内や活用方法を分かりやすい動画で学習することができます。

動画マニュアルはインターネット環境さえあればいつでも・どこでも視聴でき、視覚的に分かりやすく操作手順・活用方法を学べます。そのため、ベンダー側・ユーザー側両者にとってサービスのサポート負荷が減らせるサポート方法として、動画が今注目を浴びています。

この記事では、動画サポートがないITシステム(一部SaaSやオンプレミスの社内サービス)の動画マニュアルを作るコツについてご紹介いたします。

動画マニュアルの特徴

動画マニュアルは、操作・活用方法を動画で確認できるマニュアルを指します。大きな特徴は以下3つです。

①テキスト・画像だけでは伝わりにくい手順も、分かりやすい
②わからないところを繰り返し再生して学べる
③いつでも、必要に応じて視聴できる

①テキスト・画像だけでは伝わりにくい手順も、分かりやすい
画面の切り替わりや操作手順が多い場合のマニュアルは、テキスト・画像だと説明が長くなります。動画マニュアルでは、操作の様子をそのまま収録するだけで「どの画面の、どの箇所を操作するのか」をなぞって操作することができます。

②わからないところを繰り返し再生して学べる
動画マニュアルは繰り返し再生・確認することができます。そのため、わからない手順を都度人が説明する必要がなく、個人で繰り返し視聴し、周囲の負担なく学習を進めることができます。

③いつでも、必要に応じて視聴できる
動画マニュアルはインターネット環境とデバイスがあれば、基本的にどこでも視聴し、学習することができます。そのためテレワークのこの時代には難しい「隣に座って教える」代わりとなって、必要な時に必要な内容をマニュアルで確認することができます。

これらの良さがある一方で、YouTuberの動画などクオリティの高い映像への慣れもあり、動画マニュアルは「見やすい動画でないと必要なところまで見てもらえない」場合があります。

動画マニュアル作成のコツ

ここからは、「見やすい動画マニュアル」を作成するコツをご紹介いたします。

作る際のコツは、次の4つです。

①業務内容を整理する
②視聴環境に配慮する
③マニュアルは短めにする
④テロップをつける

①業務内容を整理する
文字・画像のマニュアルと同じく、動画マニュアルで理解してもらいたいポイントと、操作手順を整理します。整理方法は箇条書きで、例えばこのように書いておくと分かりやすいでしょう。

1. 「シフト表」画面を開きます
2. 青字のシフト時間をクリックします
3. 小窓でシフト時間を入力します
4. [更新]ボタンをクリックします

こうして伝えたいポイント・手順を整理することで、実際に動画マニュアルを作成する際に強調する箇所が明確になります。
動画で強調する方法としては、例えば操作箇所をズームインする、マウスで操作箇所をなぞる、説明を入れる、などがあります。

②視聴環境に配慮する
動画を見てもらうデバイスによって、見やすい動画は変わります。
例えば、ITシステムの操作マニュアルは主にPCかタブレットで視聴することになります。

PCで見てもらう場合...
・音量は控えめにする(職場で見るため)
・テロップの文字は画面1/6〜/5程度のサイズにする

タブレットで見る場合...
・テロップの文字は大きめにする(画面の大きさの違い)
・操作はゆっくり行い、収録する(画面が小さいと操作がわかりにくいため)

③マニュアルは短めにする
動画マニュアルの長さ(分数)は短い方が、見てもらいやすく、理解度も高まります。長さの目安は1つの動画で2,3分程度です。

長くしてしまうと「どこに知りたい情報があるのかがわからない」という気持ちが生まれ、結局マニュアルで知りたかったことが解決しない、という事態が発生します。

マニュアルで伝えたいことが多い場合には、利用頻度に応じて「基本編」「応用編」と動画を分けたり、機能ごとで動画を作ったり、などの工夫が必要です。

④テロップをつける
動画には必ずテロップ(字幕)をつけましょう。
動画マニュアルには音声での説明も入れますが、字幕で補足することで内容が更にわかりやすくなります。
なお、字幕には全ての説明を記載するのではなく、ポイントだけ(操作内容だけ等)を記載します。

まとめ

動画マニュアルの特徴

①テキスト・画像だけでは伝わりにくい手順も、分かりやすい
②わからないところを繰り返し再生して学べる
③いつでも、必要に応じて視聴できる

動画マニュアル作成のコツ

①業務内容を整理する
②視聴環境に配慮する
③マニュアルは短めにする
④テロップをつける


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