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クリック率6倍の効果?!動画メールのノウハウ集

コロナ禍で通電率が低くなる中、主にメールを使ったマーケティング、コンテンツナーチャリングの重要度が増しています。各社がそうした対応を行うことで、受信者である私たちのメール受信数は増え、その結果メールの開封・判断はよりシビアになっていると言えます。

この記事ではメールの件数が増え、情報の必要性が早く判断される状況で有効な「動画メール」のノウハウをご紹介いたします。「動画メール」は動画が埋め込まれたメール、または動画へのリンクがついたメールを指します。

動画メールの効果

Campaign Monitorの調査で、動画メールは平均してCTRがテキスト・画像のみのメールに比べ65%高いとの結果が出ています。国内ではピーシーフェーズによる検証でCTRが6倍になったとの成果もあります。

こうした効果が出る背景には、消費者側の行動変化があります。

動画で生まれる消費者の行動変化
①購買意欲の向上
②動画の重要性の認識
③伝えられる情報量の増加

海外での検証事例では、64%の消費者が、動画で購買意欲が向上すると回答しています。 また85.2%の人が、動画の重要性が増していると考えており72%の人がサービスについて動画で学びたいと思っています

動画メールの効果を最大化する方法

ここからは、動画メールの効果を最大限高める方法についてご紹介いたします。

動画メールを送付した際、実際にクリックが発生するまでのファネルは次の3つです。

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①開封:タイトルで興味が喚起されず離脱
②動画視認:メールのリード文や、メールプロバイダが非表示するなどで離脱
③クリック:サムネイル、動画内CTAなどによりクリックを判断

このファネルのどこで離脱が起きているのかを特定した上で、次のような対策をそれぞれ講ずる流れとなります。

①開封率の改善方法

メールの開封率はタイトル・コンテンツで決まります。一般的には配信時間帯も影響があるとされますが、WACULの検証によれば深夜時間帯を除いて、配信時間帯は開封率向上に大きな影響を与えないようです。

タイトルの中で一番簡単に改善できるポイントは、タイトルに「動画」というワードを入れることです。「動画」という言葉があるだけで、開封率が6%向上したとのデータもあります。

②動画視認率の改善方法

動画視認率は、メール内の動画がある箇所までメールを読んでもらえている割合を指します。
動画視認率はメールのリード文と、メーラーで動画が表示されるかどうかで決まります。リード文には動画の内容要約や、内容に関連する問いかけなど、動画に関係する内容を記載することで、動画までメールをスクロールしてくれる割合が高くなります。

③動画クリック率の向上

動画のクリック数はサムネイル、自動再生・音声設定、動画の長さで決まります。サムネイルの影響は特に大きく、最大377%の改善につながった事例もあります。

主な改善のコツは、次の3つです。

①再生ボタンをつける
②CTAで「続きはこちら」などと表示する
③サムネイルをGIF画像にする

改善の幅が大きいのは「続きはこちら」などのCTAボタンを設置することで、ユーザーに対して「押せる」と認識してもらえ、かつ「行動を呼びかける」ことで効果が出ていると思われます。

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