家元断絶 - 大橋宗桂
将棋史の幕を開けた初代名人大橋宗桂につながる江戸時代の「将棋家元」大橋本家がついに断絶した。
なんのことかと読み進めると、
本家十五代を継いだ大橋京子さんが後継のないまま七月一日夜心筋梗塞でなくなったのである。
「将棋世界」昭和58年9月号掲載の『将棋家元』大橋家断絶す、によると、執念のごとく関係者は色々と再興の道を探っていたそうだが、努力は実らなかった。
遺志により、同家に残っていた江戸時代の古文書や駒つくりの字母などが日本将棋連盟に届けられたそうである。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?