このところ、例えば、
『盤上の向日葵』柚月裕子
であったり、
『死神の棋譜』奥泉光
または、
『時空棋士』新井政彦
と、将棋を題材にした小説の刊行が続いている気がするが、
「近代将棋」昭和63年7月号に懐かしい小説の書評が載っていた。
『小説天野宗歩』斎藤栄
書評を書いているのは湯川博士。
しかし流行作家の斎藤栄氏が忙しい中、延々と書き続けるこの熱意はなんであろう。聞くところによると原稿料はいらないとおっしゃったとか。まさにライフワークと化している。
この小説、以前確かに読んだのだが、すっかり忘れているので近く読み返してみよう。といってもどこにあるのやら・・・。また買うか。