詰将棋 この魅惑の世界
詰将棋の特集をしているのが「近代将棋」昭和62年3月号。
将棋雑誌で詰将棋を特集したり別冊形式で付録するものなどはこれまでに数多いが、この特集は若干別格。
というのも、1500手を超える詰将棋ミクロコスモスが大きな話題になっているので。今でも最長手数の記録を保持している。
ミクロコスモスが発表されたのは詰パラ昭和61年6月号。
作者の橋本氏の話を引用しよう。
イオニゼーションに馬ノコを組み合わせれば長手数になることはイオニゼーションに取り組む当初から分かっていました。ミクロコスモスでは、たまたまそれが実現したわけで。イオニゼーションが自分のステップ・ボードとしてはやはり好きですね。