折々のチェスのレシピ(527)少しだけ高度な知識をあなたに
闇雲に駒を動かしているだけに見える白対しっかり読みを入れた手をつなげている黒の対局です(実戦例から採録)。
その場その場で成り行きに任せて駒を動かすだけでは(白)、たまたま勝つことはできるでしょうが、すぐに馬脚を現すこととなり、上達することはないだろうなと思われます。
今回の例では黒の受けと攻めのバランスが実にいいのでとても参考になります。このぐらい指せるとひとつの作品と言ってもいいかもしれません。短編映画でも観るようにご覧ください。