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折々のチェスのレシピ(178)受けの極意#18
今回はものすごく短手数で終わってしまった対局をご覧ください。
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「受けの極意」シリーズで、あえてこの対局をご覧いただくのは、受けの極意の対極にあるような白の指し回しの例をご紹介したかったためです。
白は、左辺の駒ばかりを動かしていますが、それは自分のキングを裸にするのと同じことです。つまり、白は初手からまったくと言っていいほどキングの守りをしていません。どうぞメイトしてくださいと首を差し出しているような態度です。
黒からすれば「本当にいいの?」と思うはずです。なにか罠が仕掛けられているのではないかと疑心暗鬼になりそうなほど、白はまずい手ばかりを指しています。