羽生 藤井を撃破!
現在のようにインターネットが普及しておらず、したがって対局中継も存在せず、その時代の将棋ファンはどうしていたかといえば、きっと多くの人が「週刊将棋」を買っていたと思う。
例えば、2003年3月19日号の一面には、
”羽生 藤井を撃破!名人戦まであと一勝”
”1局目千日手 指し直し局相振りで決着”
などの文字が踊っている。
月刊誌には数ヶ月遅れでタイトル戦などの観戦記や自戦記が載るが、タブロイド判の「週刊将棋」はもっと熱い感じで戦いを伝える媒体だった。
たぶん、スポーツ新聞を読むように読んでいたような気がする。
「週刊将棋」で各種棋戦の結果や奨励会の星取りをいち早く知ったのだった。
速報だけでなく読み物も充実していて1週間かけても読みきれない号もたくさんあったなあ。
↑角換わり腰掛け銀の中盤あたりの膠着状態に悩んでいる人にオススメ!