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リセラノヒトVOL.8嘉藤篤史

今回ご紹介する〈リセラノヒト〉8人目は、
幼い頃から「なんで?なんで?」と深く知りたがり、
少年漫画にありがちな「友情、努力、勝利」の三要素と、悪と戦っても仲間にしていくヒーローに魅せられ、憧れつつ、
大学では漫画「走れマキバオー」の影響を受け、関学の馬術部に入部してしまったというエピソードをもつ、とても真面目でピュアな嘉藤さん!
前職で、脇原(現ドクターリセラ執行役員)と出逢い、その縁でドクターリセラ株式会社に入社。
自身の肌トラブルの改善体験から、
「自分だけでなく娘も救われ、胸を張って紹介できるリセラ製品」
「エステティック業界の救世主として、サロン様とともに、お客様を肌トラブルから解放し、笑顔が溢れる人生、幸せの輪を広げたい」
と、熱く話される、
サロンサポート事業部部長 嘉藤篤史さんをご紹介します。

憧れのヒーローは孫悟空

小学生時代は野球少年

石川県で生まれ、祖父母、両親、5つ上お兄様の6人家族の環境で育ちました。※現在は結婚され2児の父
3歳の頃、小学生のお兄様が宿題の朗読に苦労していた傍で、暗記してすらすらと朗読したり、祖母の仏さまのお話を覚えてしまったり、「記憶力がすごい!」と、まわりから驚かれていました。

ご両親はお見合い結婚。
お父様は学業もスポーツも優秀で、性格も温厚。祖父がうわさを聞きつけ見つけてきた婿養子。
お母様も温厚な方ですが、嘉藤さんが小学校低学年の頃はよくケンカし、押し入れに閉じ込められたとか(笑)
お兄様は高校だけやんちゃしていたそうですが、現在は3代目として家業の鉄工所を切り盛りしつつ、地元の少年野球の監督も務め、地域の人から「あそこのあんちゃんは素晴らしい」と絶賛されているそうです。 

おじい様は一念発起し農業を辞め鉄工所を立ち上げ、その後5年間、おばあ様と二人で休みなく働き、今の基盤をつくりあげられたそうです。
血の気が多くよく怒鳴ったり、車を運転してもクラクションを鳴らしまくる性格でしたが、嘉藤さんが泣いていると、「あつしを泣かすな!!」と、次男の嘉藤さんをことのほか、かわいがってくれていたようです。

小学生の頃の嘉藤さんは、
・野球が得意(運動神経抜群)
・学校の勉強が好き(休みたくない)
文武両道の優等生。

そんな嘉藤少年は【友情・努力・勝利】の三要素が詰まった漫画雑誌ジャンプが大好きで、なかでもドラゴンボールに影響を受け、悪者と戦っても仲間にしてしまい、絶対に諦めない姿に、
「孫悟空みたいにヒーローになりたい!」
「どんな困難も自分次第で乗り越えられる!」
と、
心ときめかせていたそうです。

中学時代 丸坊主の嘉藤さん

そんな嘉藤さんは、周りから慕われ学級委員長、町内の子供会長など役割が回ってきました。
ですが思春期となると…「頑張ってもしんどい思いをするだけなのでは?」という葛藤に直面し、生徒会への誘いも断り、そこからは目立たないように、自らチャレンジもしなくなったそうです。

自分の道は自分で決める

もともとご両親へ相談せずに自分で何事も決めてきた嘉藤さん。
鉄工所以外の職業を知らない家庭で育ち、お母様も公務員を強く勧めるなか、特に行きたい大学はなかったのですが、
「野球部の先輩がいる」という理由から指定校推薦で関西学院大学へ進学。

どのクラブ、サークルに入ろうか迷っていましたが、11年間続けた野球は、やり切った感と肘のケガもあり「もう野球はいいかな…」と、考えてました。
そんななか、漫画「走れマキバオー」を読んでいた影響で何となく体験入部した馬術部でしたが、馬上の景色、風を感じる心地よさ、馬のかわいさに魅力され即入部。

馬術部時代

関学の馬術部では、当時20頭もの馬を所有し、その飼育費や競技関係費用はなんと年間2,000万円。大学側の補助金は400万円のみで、残りの費用は、部員が阪神競馬場、WINS(馬券売り場)警備員で稼いで運営していました。
乗馬の練習時間は週1~2時間で、残りは馬の世話。
学生というより厩務員、牧場で働いているような4年間でしたが、社会に役立つ知恵や経験を養えましたし、なにより馬が大好きだから続けられたそうです。

馬に颯爽と乗る嘉藤さん

同期は部活優先で学業がおろそかになり留年。嘉藤さんも競技優先で就職活動がおろそかに…だったのですが
「指定校推薦で入ったのに!このままでは母校と後輩に申し訳ない!!」
と、もう一度就職活動に取り組みはじめることに。
そんな時に、エステティックサロンを全国展開し、【美と健康を万人に】を理念に掲げ、カリスマ女性社長が率いる会社の説明会に参加、「今後は健康分野をもっと拡大していく」と伺い未来への成長を感じました。

その後一次面接を受け、帰ろうとしていた時、
「嘉藤さん少しよいかな?」と、採用担当者に嘉藤さんは1人呼び止められ、「君みたいな優秀な人がほしい、嘉藤君が入社してくれるなら」と、基準より多い給料を提示され、
「自分を特別と思ってくれ、自分の価値を理解してくれている!」と、入社を決意したそうです。
※後日談として入社後、同期から「私も同じ手口に合い入社したよ」と、何人かから聞いたとか(笑)

同期入社は200名いましたが、労働環境もさることながら、お客様への姿勢やキャッチセールス、業務内容への不信感で、1年で半分ほど辞めてしまいました・・・。

男性社員は主に、集客店舗やエステサロンのマネージメントが仕事で、根っから真面目な嘉藤さんは、どんな仕事でも3~5年は本気で没頭しないと何も身につかない、自分が会社を良くすればいいという思いで、成果を出し売上に貢献していました。

1年目の冬、とある店舗に全国の優秀な社員が集められ嘉藤さん(関西勤務)と脇原さん*(福岡勤務)は出会いました。
店舗は右肩上がりに成長し、エステティシャン30名が在籍する、全国でNo.1の月商1億円(*クーリングオフと中途解約は毎月2,000万円)の大型店舗となりました。
嘉藤さんはその功績を認められ、京都店の責任者へ、その後仙台店の責任者として転勤が決まりました。

前職の時の思い出写真

日々、仙台で忙しくしていた時、売上1位の大型店舗が、悪徳エステサロンとしてテレビに取り上げられてしまい(詳しくはリセラノヒトVOL4脇原務さんの記事に記載)一緒に働いていたメンバーがモザイクがかけられてましたが、写っていることにつらい気持ちになったそうです。

その会社ではキャッチセールスで集客する方針でしたが、嘉藤さんはお客様のためにも、働くスタッフの誇りのためにも、ホテルや百貨店との提携、広告媒体の集客も取り入れキャッチセールスをしない方針で売上目標を達成していました。
ですが独自の営業方法を続けていたことで、本部からは何度か指導を受け、それが理由かわかりませんが、責任者を降ろされ横浜店へ転勤となったそうです。

それでも腐ることはなく仕事に没頭できたのは、ある出会いときっかけのおかげでした。

ある出逢いにより人生が変わる

当時、元大手エステサロンで店長経験のあるエステティシャンから、「嘉藤さんにはあうと思うよ」と勧められ読んだ【7つの習慣】
・主体的である
・終わりを思い描くことから始める
・最優先事項を優先する
・Win-Winを考える
・まず理解に徹し、そして理解される
・シナジーを創り出す
・刃を研ぐ

「小手先のテクニックでどうにかしようとするのではなく、誠実さなどの人格を磨くことが成功への道だ」

その本に感銘を受け、今までの言動や行動を改め、できることから実践しました。
スタッフや人との関わりで意識したことが「Win-Winを考える」で、周りから協力が得られ、ビジョン実現に共感し協力してくれるスタッフが数多く集まってきて、仕事の成果も右肩上がりになったそうです。
そんな充実した日々を送っていた矢先、奥さまのおなかにお子様が宿りました。
そのときに、
「生まれてくる子供に誇れるような人の役に立つ仕事をしたい」
「もっと世の中に役に立つ仕事をしたい」

と、いう気持ちが高まり、転職を決意したそうです。
身近なスタッフたちからも「嘉藤さんはここにいるべき人じゃないから、次のステージに行ってください」と送り出されました。


再就職

ドクターリセラ入社当時

就職活動を始めたころは、企業コンサルの仕事なら世の中の役に立てるのでは?と考えて行動していたそうです。ちょうどそのタイミングで、先に前職を退職していた脇原さんから久しぶりに電話がありました。
「転職を考えている」と伝えると、「だったら、今働いている会社が、製品と人が本当にいいから一緒に働かないか?取引先のエステサロン様への営業活動を通して、コンサル的なこともやったらいいんじゃない?」と誘われ、面接を受けることに。
脇原さんからの紹介ということもあり面接は、代表の奥迫と1対1での面談でした。
社長が語られたのは、石油系界面活性剤の怖さ、不必要な成分が入っている化粧品業界の真実、それを伝えていくことへの使命感、肌トラブルに悩む方々を解放し世の中を良くしていきたい思い。それを聞いた嘉藤さんは、アトピー性皮膚炎のため10年以上継続してステロイドを使用し、自身が安心して使える化粧品がないことに長年悩んでいたことを伝えました。社長からは「嘉藤さんの体験談を通じて、リセラの化粧品の価値を伝えてほしい」と言われたそうです。
「自分が欲しい製品に出会えた、すごい縁だ!」
「真っ当な考えでお客様に向き合い、売上至上主義ではなく理念に沿った活動している会社があるんだ!」
と、2007年8月、当時30歳でドクターリセラに入社。

脇原さんと嘉藤さん *2024年現在

入社後、営業トークに頼らず、自分の体験談、この製品ならお客様の悩みを解決できるお店になれるという価値だけを伝え続けました。時には、会社と製品愛だけを話しすぎて、「嘉藤さん良い会社に出会えて良かったですね」と、サロン様から言われてしまうことも…。

サロンサポートメンバーと

2024年現在サロンサポート事業部の部長として、
【美と健康と地球環境に貢献する】経営理念を掲げる当社で、一緒に働く執行役員脇原さん、そしてサロンサポート事業部のメンバーとともに、うそのないホンモノの製品を伝え続け、たくさんのエステティックサロン様に支持されています。
・全国取り扱いサロン数3203店舗*1
・人生が変わった体験談87,578件*2
・紹介契約の割合21.8%*3

*1:2024年2月末時点
*2:2003年の販売から自社によせられたカルテ数
*3:2017年3月~2024年2月


これからの夢

スキンフィットネスカウンセラー全国大会2023年集合写真

10年後の姿について、嘉藤さんに質問すると、
「活躍するメンバーをたくさん育成して、自分がいなくても大丈夫な組織をつくりたい」

世の中で、無添加かつ一番良いモノ=ドクターリセラとして、エステティック業界の救世主として、「肌トラブルに悩む人を世の中から無くし、笑顔に溢れ、輝く人生を送っているようなお客様を増やしきたい」

この世にそんな社会を作るため
・ホンモノで正しい化粧品
・真実で正しい情報

を伝え、最終的に一緒に働く仲間、ご縁のあったサロン様とその先のお客様に
「出会えて良かった」と思ってもらいたい。
と、過去の自分と同じように悩んでいる方のためにと、化粧品業界のヒーローとして目を輝かせ自身の志を語る嘉藤さん。

筆者まつもとも、入社時はステロイドが手放せなかった肌が、今はノーファンデーションで過ごせています。

嘉藤さんのような、営業マンではなくストーリーテラーがいる当社の未来は、たくさんの方の笑顔につながっていくのだと感じています。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
次回のリセラノヒトもお楽しみに!
まつもとしのぶ


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