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ラブレターへのお返事

素敵なラブレターを頂きました。

これって、完全に僕宛のラブレターですよね。

「愛しのれおさんへ」を入れると801文字で企画の上限文字数を超えてしまうので、あえて宛名を伏せているに違いありません。

大学の図書室に居た心当たりなど全くありませんが、すべて僕に向けられている気がします。

お返事を書かなくちゃ。


えぇ、そうです。

人様宛のラブレターを勝手に受け取った気分になって、勝手にお返事を書くという、変態極まりない所業です。

でも、書いたもん勝ちでしょ?

それこそがラブレターの本質でしょ?



あやしもさんファンの皆さま、どうぞ怒り狂ってください。

僕は書きます。
渾身のお返事を。
受け取っていないラブレターに。

いざ目覚めよ!!

僕の妄想癖!!





お手紙ありがとう。

こうしてキミの想いを受け取るのは、これで二度目になるね。

あのときの手紙に「好き」と書いてあったかはボクも忘れてしまったけど、それ以上の気持ちを確かに感じていたよ。

あの頃から、本当にキミの文章力には驚かされる。

ボクが返事をしなかったのは、キミの文章に応える言葉を知らなかったから。

ボクが避けていたのは、キミの気持ちを包む方法を知らなかったから。

バカが多いバカな大学で一番バカだったのは、大好きな人の気持ちにすら応えられないボクだったと、今になって分かったよ。

でも、後悔はしていない。

実はキミが今も文章で誰かの心を動かし続けていること、素敵な家族と仲間に囲まれていること、知っていて遠くから見ていたんだ。

底抜けにバカだった自分が誇らしく思えるくらいに、今のキミと、キミの周りにいる人たちは美しい。

まるで変わってしまった校舎のように、今のキミとキミの周りは輝いて見える。

それでも、あの頃の汚くて混沌としたカオスみたいな空間でキミと繋がっていた思い出は、今もボクの心に大切にしまっているよ。

キミから貰った、捨てられないラブレターのようにね。

ボクはというと、熊本の女性と結婚して、三姉妹に囲まれて毎日がハーレムです。

ここまで読んで人違いですと言われたらつらいから、この辺で。

キミも、ずっとお幸せに。





ラブレターを受け取った気持ちになって、もう決して実らない片思い同士のラブレターを書いてみました。

これもアリですか?おひたちさん。


年上のオジサンからもラブレターを頂きました。

どうやら急にモテ期が来たみたいです。

僕、どうすればいいんですか?



(追記)
あの思い出には、もう1つのラブレターがあったみたいです。

返事がなかったラブレター。
返事ができなかったラブレター。
そして、渡せなかったラブレター。


頂戴したサポートは「眼鏡オジサンになる日」を日本記念日協会に登録する費用(15万円)に充てられる可能性がありますので、ご注意ください。