自由な大人はカッコいい
あのおひたちさんが僕に会うために、はるばる熊本まで来てくださいました。
こちらの記事では、僕のハンサムがちょうど100倍に上乗せされているのでご注意ください。
遅くなりましたが、僕が目撃したおひたちさんについて書いてみます。
▼ 距離感の取り方が素敵
空港で初めて目が合うと、足早に近寄ってきて
「Hi!オガタ!アエテヨカッタヨ!」
とインチキ中国人のカタコトな喋り方を披露し、ぐっと抱擁してくれました。
これがとても助かりました。
もし最初の一言が
「どうも…おひたちです。初めまして。」
という感じだったら、お互いに緊張してぎこちない1日になっていたと思います。
変なぎこちなさが出る前に、ファーストコンタクトで率先してボケるおひたちさんの器量に心を打たれました。
それでいて、その後はすぐに心地よい距離を取り、丁寧な言葉遣いで接してくれました。
この距離感の取り方、見習いたいです。
▼ 溢れるサービス精神
阿蘇火山博物館という昭和に建築された博物館の中で、果敢に音声配信を続けるおひたちさん。
金曜ということもあり来館者は少なく、閑散とした館内では声がよく響きます。
そんな館内での配信でも…
「乙事主のモノマネをしたいと思います。」
「モロのモノマネをしたいと思います。」
「鞠つき歌を歌いながら終了します。」
10分以下の配信でこのサービス精神。
通行人にジロジロ見られても関係ねぇ!!
(ていうか阿蘇関係ねぇ!!)
溢れるサービス精神。
ジブリ大好き、おひたちさん。
▼ 大人の作法と配慮を備える
熊本の馬刺し・阿蘇の赤牛・天草の鮮魚などを味わって頂きたくて、和食屋さんに行きました。
熊本版ミシュランガイドに掲載された和食屋さんなので、そこそこ良い感じのお店です。
(星ではなくビブグルマンでした。)
僕は食に疎い馬鹿舌の早食いで、そのうえお腹ぺこぺこだったので、「めっちゃ美味い!」くらいの雑なコメントをしながら絶品料理に食らいつきました。
それを見て、急いで次の料理をつくる大将。
分かっていても箸が止まらない僕。
おひたちさんは違います。
食材について大将に尋ねたりしながら、食べるペースを調整しています。
料理に関するトークも一流の大人のそれ。
さらに生粋のポンコツである僕の失態。
財布を車に忘れるという大失態。
おもてなしする相手にお代を払わせる大失態。
青ざめました。
車に戻って「ごめんなさい!」とお代をお返しすると「大丈夫ですよ、じゃあ、ご馳走になります。」と、さらっと受け取って下さいました。
ここで「さらっと」受け取って下さるあたり、さすが大人だなぁと思いました。
遠慮されればされるほど、車に財布を忘れたことが重い失態になるので。
どこまでも配慮のある大人。素敵でした。
▼ コミュニケーションが心地よい
運転席と助手席・並んで歩く・カウンターで食べる、といった感じで並んでいることが多かったのですが、よく目を見てくれます。
僕は運転中は基本的に前を見ていたのですが、横目で「あぁ、こちらを見て話してくれているな」というのが分かりました。
助手席に座るおひたちさんは、スタエフのコメント欄を見て喋り、僕の顔を見て喋り、景色を見て喋りと忙しそうでした。
ときどき目線を合わせる、相槌をうつ、笑うといったお手本のようなコミュニケーションスキルをお持ちでした。
お互いに気持ちが伝わっているという手応えがあると、初対面の2人で半日を過ごしても、こんなにも心地よいんだなぁと思いました。
▼ 好奇心と知識欲が旺盛
noteで知り合ったヤロウに会うために、日帰りで熊本まで来ちゃう行動力と好奇心をお持ちのおひたちさん。
熊本生まれ熊本育ちの熊本人の僕よりも、熊本のことをご存知でした。
もともと博識なのもあると思いますが、今日のために「勉強してきた」とのことでした。
その土地の旅を楽しむためか、僕のためか。
それもあると思いますが、知ることが好きなんだなぁと思いました。
僕も郷土について勉強しようと思いました。
自由な大人はカッコいい
自分の意志で自由に行動できる、
人を楽しませることを忘れない、
そんな大人になりたいですね。
やっぱりカッコよかったです。