職業訓練校と専門学校
皆さん、こんにちは👋😃
今回は、職業訓練校と専門学校の違いについて簡潔に説明するね。
職業訓練校は、厚生労働省
専門学校は、文部科学省
というように管轄する省が、違うんだ。
なんだ、これだけか。
と思ったら後で大変な事になるよ。
よく、最終学歴を書く欄があるけど
あそこには、文部科学省が認定した学校しか書けないんだ。
厚生労働省には、職業訓練校とその上の大学校の2つがあるんだ。
因みに、中学を卒業して大学校を卒業した場合は、最終学歴は中学卒業になるよ。
大学を卒業したら、大学卒業になるけどね。
実は、地元の先生達もこの違いを理解してなかったんだ。
あくまでも、最終学歴は文部科学省認定した
所だからね。
もう一度いうよ
大学 文部科学省 大学卒業
大学校 厚生労働省 大学卒業にはならない。
これのおかげで、本当に大変な目にあったんだ。
国家資格の受験票に専門学校卒業と書いていたら電話がかかってきたんだ。
そして、そこは専門学校ではありません。
その前に卒業した学校を教えてください。
地元の人は、皆 そこは専門学校と思っていたんだ。そしたら、最終学年になっていきなり先生が「実は、うちは専門学校ではない」とか言い出したんだ。
本当に驚いたよ。
職業訓練校の最後に卒業試験があるけど
それに、1回で合格したら「技術士補」になるんだ。
先生がいうには、国家資格である「基本情報技術」と同じと言ったから皆 大喜び
だけど、基本情報技術の試験を受ける時に専門学校卒業ではないと聞いたからネットで調べたら「技術士」は国家資格だけど「技術士補」は国家資格ではなかったんだ。
詳しく説明するね
技術士 :国家資格
技術士補 :国家資格である「技術士」の試験を受験する資格がある。
つまり、この「技術士補」は国家資格でも無かったんだ。
私は、情報系の技術士補だったから技術士になるにはどうすればいいか調べたんだ。
そうしたら、情報系には「技術士」の資格は無かったんだ。
すぐに、電話で「技術士補」は持っているけどその上の技術士にはどうやればなれるかを聞いたよ。
そうしたら、情報系には
国家資格である「技術士」はありません。
と返事がかえってきたんだ。
因みに、技能士とはまた違うよ。
技能士 という国家資格もあるけど今
話しているのは技術士だからね。
技能士は、高専を卒業した人に与えられる国家資格なんだ。
話を戻すよ。
そこで、この「技術士補」は何の役にたつのかを聞いてみたんだ。
そうしたら、その上の技術士の資格は存在しないからただの紙きれです。
って答えがかえってきたんだ。
ここで、勘のいい人は、大学に編入すれば
いいと思うかも知れないけど
大学に編入するには、文部科学省が認定した専門学校である一定の授業を受けて卒業した人(専門士)又は、文部科学省が認定した学校で大学に入ってもいいと学校が認定した人が編入できるんだ。
つまり、職業訓練校は厚生労働省であって文部科学省ではないから編入は出来ないんだ。
もう、私は後でまた専門学校に入り直して専門士になったよ。
ついでに、国家資格である
ITパスポート と 基本情報技術 も取得したよ。
因みに、高専を卒業した人がもらう技能士の資格なんだけど情報系では価値がないんだ。
こちらは、国家資格を持っているけど入社する会社側が認めていないんだ。
さて、
まとめるね。
職業訓練校や大学校は、厚生労働省
高校、専門学校、大学、大学院は文部科学省
厚生労働省認可の学校を卒業しても文部科学省の認定している学校には、編入できない。
また、厚生労働省認可の学校を卒業したからと言って専門学校卒業や大学卒業にはならない。
高専を卒業したらもらえる技能士は国家資格だけど会社側が認めていない
会社側が、認めているのは
厚生労働省の国家資格(ITパスポートや基本情報技術や応用情報技術など)
技術士補は、国家資格ではない。
国家資格である技術士の試験を受験できる切符。
情報系に「技術士」という国家資格はない。
その為、「技能士補」はただの紙くず。
いや~
本当に苦労するよ。
皆、自分みたいに
間違わないでね。
さようなら~