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ネットリンチをめぐる傍観者の視点③──ちょっぱるさん叩き騒動の経緯

5月5日からほぼ連日、ねこひらさんがちょっぱるさんを取り上げた配信を続けていました。配信内容は次第にエスカレートし、ますますネットリンチの様相を呈していきます。
「これはネットリンチではないか」という声をあげた人々が攻撃されるという二次被害も発生しており、問題は深刻化していく。本記事では、当事者ではない第三者として、傍観者への取材も含めた内容を整理しました。



5月14日 朝「つばさの党家宅捜索!チョッパ嘘だらけ」(個人攻撃配信が継続)

配信内容概要

ねこひらさんは、DMやスクリーンショットを参照しながら、ちょっぱるさんに関する論評を開始。ちょっぱるさんの反論は「すべて嘘」であり信用しないよう呼びかけました。また、ちょっぱるさんと変革さんがねこひらさんを潰そうと荻津さんに働きかけたと主張。ちょっぱるさんを「人を潰す嫌がらせをする人物」と断定しています。

ねこひら氏の発言(文字起こし)
「僕自身、あんまりその、情報収集とか全然してなくて見てないんですけども、自然とそういうのを調べてくれて、集めてくれてる人たちがいるんで。おかげで、こいつらがこういう嘘とかデタラメ言ってんだなっていうのが分かるんで。 皆さん、ありがとうございますね。 僕のやってないところで情報集めといてくれてね。」

情報提供者の存在と配信の特徴

ねこひらさんは、自ら情報を収集せず、提供者からの情報のみに依存していると明言しています。「こいつらが嘘をついているのが分かる」と語ってはいるものの、自身が誤った情報を拡散している可能性は考慮していません。この姿勢が、 配信の信憑性に疑問を投げかけています。


5月14日 夜「チョッパルーの嘘で片岡さん病院搬送か?」

配信内容概要

片岡さんが救急搬送された理由について、ねこひらさんは「変革さんとちょっぱるさんによる長年の嫌がらせが原因」と指摘しました。さらに、「ちょっぱるさんが片岡さんの元恋人・まやてぃさんに嫌がらせをした」と推測しています。
しかし、片岡さん自身の投稿では「首の痛みが激しくなり救急搬送された」と説明されており、ストレスが原因とは明言されていません。証拠不十分なまま、推測が重ねられていることが分かります。


5月14日の片岡さんのポスト

片岡さんのポストでは、救急搬送された理由について、事故ではないということだけが示されており、嫌がらせを受けたストレスとは明言されていません。

かたおか将志|座間市議会議員 座間未来の党代表 @kataokamasashi 事故とかではなくただ単に首の痛みが激しくなり、数十センチ先の湿布も取れなくなったので救急車を呼んで病院に運んでいただきました。 昨日から全く動けなかったので、昨日救急車を呼べばよかったと後悔しています。


変革さんのポストにおける「ウソが捲れた」とする証拠

5月10日の変革さんのポストでは「一方的に削除されたグループチャットなのに、まやてぃだけがそのスクショを大量に保存していた。」と主張しています。
5月14日のねこひらさんの配信で「証拠」として提示されたグループチャットの スクリーンショットには「みーさんが退出」という表示があるため、変革さんの 「一方的に削除されたグループチャット」という主張に対し、まやてぃさんは「 グループチャットは削除されずに今もある」と反論しています。 ※みーさん=ちょっぱるさん


配信中に「証拠」として表示されたスクリーンショット

このグループチャットは、ちょっぱるさん、まやてぃさん、エイリアンさんの3名で構成されています。
まやてぃさんとちょっぱるさんの間でちょっとした諍いが起きた際、話し合いの場として作成されたようです。以下は、ねこひらさんのライブ配信で公開されていた、まやてぃさん提供のスクリーンショットです。

グループチャットのメンバー:まやてぃさん、エイリアンさん、みーさん(ちょっぱるさん)

5月14日配信の感想

グループチャットが削除されているかどうかは、先に退出しているちょっぱるさんには分からないはずであり、変革氏の表現方法には誤りがあります。
しかし、この表現の間違いを「嘘が捲れた」として取り上げて騒いでいるが、そこが問題と言えるのだろうか。
そもそも、グループチャットが解除されていようがなかろうが、まやてぃさんがチャットで話し合い中に複数のスクリーンショットを撮影していたことから、リアルタイムで他者に情報を回していた可能性があり、その行為が疑念を呼ぶ結果となっています。


5月17日 朝「まやてぃから色々と聞き込みをして判明した新事実」

配信内容概要

ねこひらさんは、まやてぃさんから得た情報をもとに「ちょっぱるさんが変革さんを操る黒幕」と指摘しました。しかし、この論を当てはめると「まやてぃさん がねこひらさんを操る黒幕」とも言え、論理的整合性に欠けています。
また「 警察がねこひらさん、青っぱねさんの配信を許可しているが、他の配信者は警察に迷惑をかける」という発言についても根拠が曖昧で、警察の公式発表や記録が存在しないため、事実関係が不明瞭です。
慎重な検証が求められます。


5月17日配信の感想

まやてぃさんは「ちょっぱるさんが変革さんを操る黒幕」と主張していますが、 逆に「まやてぃさんがねこひらさんを操る黒幕」と捉えることもでき、論理の飛躍が見られます。
ストーカー男について警察に届けているとしながら「限られた配信者には警察から許可が下りているが、他の配信者が取り上げると警察に迷惑 がかかる」という説明も不透明です。
また、ねこひらさんは、ちょっぱるさんに近い関係者(トロイマンさんや0円さ ん)に対し、反論や擁護をしないよう強く求めています。この対応は、ちょっぱるさんの反論機会を制限し、リンチ状態をさらに強化しているようにも見えます。


考察(ここまでのポイントと考察)

  • インターネットリンチの構図と拡散リスク

    • ねこひらさんの配信では、ちょっぱるさんに対する批判や攻撃が続いており、「ネットリンチ」という形が明確に示されています。

    • ねこひらさん自身が「情報を精査していない」ことを公言しているため、誤った情報や推測がそのまま拡散されやすい状況です。

    • さらに、第三者が異論や批判を途中だった場合にも、攻撃の対象となる二次被害が発生しており、当事者のみならず周辺人物にも被害が広がっている様子が注目されます。

  • 情報の真偽・ソースの不透明さ

    • ねこひらさんは、自ら情報を集めず「提供者からの情報」を頼りにしていると明言しています。

    • 配信中に示唆されるスクリーンショットやDMなどの証拠は、一部のみ切り取られている可能性があり、全体像が不明な部分が多いです。

    • 情報が検証されないまま、ストレスや病院搬送を「嫌がらせが原因」と十分考慮するケースも見られ、推測が事実として考えられてしまうリスクがあります。

  • 当事者間の複雑な人間関係と対立

    • ちょっぱるさん、変革さん、まてぃさん、そしてねこひらさんの関係は複雑で、「操る黒幕」と主張するなどの、発言があります。

    • どの人物の発言にも自​​己の正当性を主張する意図が見え、事実ではなく、推測だけの状態で情報が錯綜しています。

    • 関係者同士に未解決のトラブルがあり、それを配信で取り上げる(配信者に持ち込む)ことによりエスカレートしている印象を受けます。

  • 警察の関与や正当性の解消

    • 「警察が特定の配信者にだけ配信を許可している」という主張があるもの、警察側の公式発表や確認できる記録は示されていない。

    • また、ストーカー被害に対する警察の対応についても情報が不快であり、事実と異なる認識が拡散している可能性があります。

    • 公的機関を引き合いに出ながら、一方的な根拠で他者の反論を封じようとしているようにも見え、「正当性」の演出にも利用されているようです。

  • コミュニティ内での孤独とトラブル拡大

    • ねこひらさんは、ちょっぱるさんと友好的な立場にある人たち(トロイマンさんや0円さんなど)にも圧力をかけています。

    • こちらの動きはちょっぱるさん側の意見表明を阻止することに徹底するなど、一方的な批判・攻撃がますます強くなっています。

    • 当事者同士の対立が長期化すると、当初は些細で個人的な揉め事だったものが、周囲を巻き込む大規模な紛争まで発展しやすい状況と言えます。

  • ネットリンチの社会的影響と再発防止

    • 記事でも議論されているように、ネットリンチや誹謗中傷の問題は深刻な社会問題であり、当事者だけでなく第三者が巻き込まれるリスクが高いことが示唆されます。

    • 今後の問題を防ぐ・軽減するためには、配信者や視聴者自身が情報精査の重要性を認識すること、また、むやみに配信者に持ち込まない、不確実な情報を配信で流布しない、誹謗中傷を助長しないよう注意して発信することが求められます。


★ まとめ

5月5日以降、ねこひらさんの配信はちょっぱるさんへの批判を中心に展開し、ネ ットリンチとも言える状況が続いています。さらに、ねこひらさん自身が情報を精査していないことを公言しているため、誤った情報が拡散されるリスクが懸念されます。
片岡さんの緊急搬送や、まやてぃさんとの関係についての話題では、証拠や事実 確認が曖昧なまま推論が積み重なっており、内容の信憑性に疑問が残ります。ねこひらさんの配信に対して、第三者が批判や異議を唱えた場合にも、ねこひらさんや一部のリスナーによる攻撃が向かうという二次被害が起こっています。こうした状況から、ネットリンチはさらに拡大する恐れがあると言えるでしょう。

続く


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