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シンガポールのファッション事情
みなさんお疲れ様ですvintageです
私が以前住んでいたシンガポールのファッション事情をお話しましょう。ネットで見てもあまり情報はないようですので服オタ観点でシンガポールファッションをみてみます。
まず、みなさんシンガポールというとどんなイメージをもっていますか??まあお金持ち国家ですよね。ランボルギーニがかなり売れるらしいですし実際とんでもないお金持ちもたくさん住んでいます。デパートもオーチャードとよばれる高級ショッピング街にはハイブランド店舗がわんさかあります。一方で常夏の国ですので基本365日夏服です。
しかしながら、地元の人はほぼTシャツ、短パン、ビーサンです以上www
正直東京、ロンドン、パリのようなオシャレな人というのはあまり見かけないですね、、、とにかく暑いのでど~でもよくなります。持ち物はロレックスとかヴィトンのバッグなどさすが金もってんな~と思わせますがトータルコーディネート感がみられません。
まずブランド店舗についてよく見てみると、確かに超大型ヴィトンとか、グッチとかあるんですがどのデパートにいっても同じ品ぞろえです。店舗ごとにセレクションしている感がない。セレクトショップも少ないのですが日本の例えば伊勢丹新宿のような服オタク的バイヤーが機能している感じがないのです。
一度ラルフローレンに入って、RRL(ラルフローレンのヴィンテージライン)はありますかと聞いたらそもそもRRLを知らなくてネットで検索してくれたのはいいんですがアジアでは東京と香港にしかないっぽいですねと言われました。一生懸命調べてくれたのでポロシャツ買いましたがw
トラッド系については、基本スーツ、ジャケット、ネクタイを着ないのでシーンとしては存在していないです。ただ欧米人も多い集まりなどはみんなクーラーの効いた会場でバシッとスーツなのでちゃんとした格好は1セットは必須!!ですが。
モード系についてはアレキサンダー・マックイーンがありましたが、ほぼ見かけませんでした。需要はないんだろうなあと思います。
古着屋は無いですね、、、古着を着るという概念がそもそもないのかもしれません。
で、私はどうしていたかというと暑いので服はどうでもよくなり、毎日テニスウエアで過ごしてましたw
また革製品などは湿気ですぐカビてしまうので靴のことを考えると365日クーラーはつけっぱでした。一度も切ることは無し
ただ、時々ちゃんとした服が欲しくなりよく通っていたのが日本の元ビームスの方がはじめられたcolony clothingというシンガポール唯一?のセレショです。
いやー、ここは毎週のように行ってましたね。シンガポールのデパートはどこ行っても全く同じ品ぞろえなので一瞬で飽きてしまい、やっぱバイヤーさんが機能しているセレショは違うよなあと感動していました。
見出し画像はここで買ったオールデンのローファー私物です。なんとオールデンが売ってるんですよ!店員さんに聞くと日本人、欧米人の客が多いけどシンガポール人も買っていきますよということでした。価格は日本と同じくらいでした。
ただ問題は突然の豪雨です。急にたたきつけるような雨が降るんですよね、なのでオールデン履くときはバッグに替えのビーサンを持ってでかけましたw
コードバン雨に弱いですから、、、
あとパラブーツも買いました。こっちは雨に強いのでガシガシ履いてました。
今となってはいい思いですが、ファッションシーンという観点でみるとちょっと飽きてしまうところは正直ありました。
改めて思うと日本とかパリとか異様なまでの服へのこだわりってやっぱ凄いですね、服がたんなる顕示的消費材ではないんです。服=文化=芸術なんですよね。
ではでは