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勝手に理論家紹介⑧ ロバート・J・ハヴィガースト

こんにちは!あるいは、こんばんは。
今日も研鑽してますか?

第21回キャリアコンサルタント試験の実技試験も11月20日にようやく終わり、いつもの日常が戻ってきました。
ほぼ毎晩、勉強会ができていたので、なくなるとこの時間何したらいいのかわからなくなります。(たぶん、勉強すればいいと思う)

さて、このnote「勝手に理論家紹介」も終わるのか?と思いきや、これはコツコツ続けて行こう(己の為に)と思い、今日も今日とて調べたり、書いたりを繰り返しています。

今日、ご紹介したいのはハヴィガーストさんです。
参考書や資料集にがばっと発達段階が表になって載っているので、名前は聞いたことあると思うのですが…はてさて、発達段階何段階だったっけな?ってごちゃごちゃするところでもあります。
その人物に思い入れができると、記憶できるもんだなと本シリーズを書きながら思ったので、今日も、はてさて名前はわかるけど、ぱっと説明できなぃな(小声)っていうハヴィガーストさんの人となりから見ていきたいと思いますよ!

ロバート・J・ハヴィガーストってどんな人?

ロバート・J・ハヴィガーストの人生とは?

ロバート・ジェームス・ハヴィガースト 1900/6/5~1991/1/31
アメリカ合衆国ウィスコンシン州 デ・ピア

アメリカのウィスコンシン州のデ・ピアという町で生まれ育ったハヴィガーストさん。ドイツからの移民の3世代目だそう。5人兄弟の長男なんだって(ちなみにうちの旦那は6人兄弟の長男です)
ウィスコンシン州とイリノイ州で小中学校の教育を受け、オハイオ州のウェスリアン大学で学び、オハイオ州立大学で物理化学で博士合取得。最初は物理化学を研究されていたんですね。
ハーバード大学でもポスドク(任期付き研究者的な感じであってる?)として奨学金とかももらえるような優秀な物理化学の研究者だったんだって。
専門雑誌に原子核の構造について論文をいくつか発表
思いっきり理系の人だ!

そんなバリバリ理系研究者のロバートは、どうして発達段階の提唱に向かったのでしょう?

1924年になって(ロバートは当時24歳)地元ウィスコンシン大学の助教授になってたみたいなのだけど(若い、優秀!)今まで専攻していた物理・科学から、理科教育に関心が移っていくようです。
※ここでどうしてそうなったの?ってのはめっちゃ気になるところです。
自伝とかないんかな・・・知りたいな。

いろんな大学への助言も行っていたみたいで、教育者的な側面を強くしていきます。
そして、徐々に教育学や人間発達学へと専門分野を移していかれました。
1940年には、シカゴ大学の児童発達研究部門で教育学教授に就きます。
(知らない世界なので、あれなんだけど、全然違う分野からでも転向していけるもんなんだね)
そんなこんなで研究を続け、子どもから高齢者まで幅広いテーマで研究をされたのです。

あ~、だからかー。とはならなかったが・・・
発達段階を6段階にして、それぞれのレベルで達成すべき課題を具体的に書かれているのは幅広いテーマを持っていたからなのかな??

ハヴィガーストの提唱する発達段階とその課題

表をご用意しました。だいたいの参考書に似たようなのがあると思います!

6段階です!
乳幼児期や児童期(0~6歳、6~12歳)は結構具体的ですね!固形物を食べられるようになる!とか、読み書き計算!とかねー。わかりやすい。

さて、こっからですよ。青年期(12~18歳)…情緒的な独立??ってなったので、調べましたー!
「他者との交流を持つとき、感情をコントロールできたり、常に心の安定を保てる」って状態らしいっす!(そう書いてよ!!難しいよ!)
要は適切な対人関係を築けるようになるって感じですね!

はい、次、壮年期(18~30歳)! ここはいいですね。わかりやすい。
でも、ひとつ思うこととして、配偶者を選択するは、今の時代は達成すべき!とまで言わないでほしいし、そうでなきゃって思いつめなくても良いだろうし、いろんな形があってもよいねって寛容な社会であってほしいです!

はい、お次は中年期(30~60歳)! 私、ここ!? てか年齢幅広いねw
一定の生活水準を確立して維持!(生活力をちゃんとつけなさいってことか)耳がいてぇ。
大人としての責任を果たす! あぁぁ、耳がいてぇ!!
ここはボディブローくらってる感じしかしません!覚えやすいですね!

ラスト!老年期(60歳~)
人生100年時代だから、60歳~が老年期って言われてもまだまだ健康だし現役だし!っていう感じもあります。
体力的な衰えや現役を退いてからの生活や仕事、社会との関わり方を考えて行動していくのが大事になりそうですね。

発達段階に沿った課題があるのは明確で、それをいかにクリアしていくか?は重要で、自分らしい生き方のちょっとした目盛りになるんじゃないかなって思います。

ハヴィガーストさん、これできっとぱっと思い出せるはず…
中年期の私は耳が痛いことばっかりでした!

それでは今回はこの辺で!


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