不動産投資コンサルタントが語る「天災の多い日本に住んでいまの備えで大丈夫?」
不動産投資コンサルタントをさせていただいている傍ら、いま住んでいる住居についてのアドバイスを行う場面も多いです。そこで今回は特にご相談の多い「防災」というテーマでお話しさせていただきます。
いまの備えで本当に大丈夫?
皆さまご存知の通り、日本は世界的に見てもあらゆるインフラが整っているといえる環境であり、裏を返せば、地震、台風、水害、火事などの天災が著しく多く、備える必要が非常に多いとも言える国です。
皆さまがお住まいの地域や住まいの備えはいかがでしょうか?20代から50代の890名に行ったアンケートによりますと、「地震や台風などの災害に対して何か準備をしていますか?」という質問に対して、およそ半分の人は「準備していない」と回答しました。
理由を尋ねると、
よく分からないから
なんとかなると思っているから
その時にどうにかする
などの回答がありました。恐らく皆さまの中でも、このように感じていらっしゃる方が多いと思います。なんとなく備えてはいる…。しかし、それは十分でしょうか?
災害時に少しでも安全に、落ち着いて行動するためにも事前に備えておくことは重要です。3つのポイントを押さえて、“日頃の備え”を見直してみてくださいね。
①家具を固定しましょう
過去の大地震では、倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、怪我をされた方が数多くいらっしゃいました。また、大きな被害はなかった地域でも、小さくない揺れにより、大事な家財が壊れてしまい、後悔したという声も大変多いものです。
そのため、食器棚やタンスなどの家具は転倒しないよう、壁に固定しておきましょう。特に寝室や子ども部屋では、できるだけ家具を置かないようにする工夫が必要です。
②食料・飲料・生活必需品の備蓄をしましょう
【飲料水】
1人1日3リットルが目安で、3日分用意しましょう。また、飲料水とは別にトイレを流したりするための生活用水も必要です。日頃から、水道水を入れたポリタンクを用意したり、お風呂の水を常に張っておくなどの備えをしておきましょう。
【非常食】
アルファ米、ビスケット、板チョコ、乾パンなど、こちらも3日分の食料として用意します。
【生活必需品】
トイレットペーパー、ティッシュペーパー、マッチ、ろうそく、カセットコンロなどを用意します。
以上を、ご家族の人数分で用意しておくと良いでしょう。
③家族との連絡方法・連絡先を確認しましょう
災害が発生した場合でも、別々の場所にいる場合でも、お互いの安否を確認できるよう、日頃から携帯電話やスマートフォン内の連絡先を紙のメモに残して持ち歩くなどの工夫をしましょう。
すべての情報がスマートフォンに集約されていっている昨今、万が一にも電波障害が起きたときにはアクセスできなくなります。公衆電話などが利用できたとしても、連絡先が分からない…。こういうときにはアナログな記録方法が生きてきます。
最後に
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。日本という国に住んでいるからこそ、いつ起こるかわからない災害に対して、いつ起こっても対応できるように日々備えておきたいですね。
また、当然のことながら、壊れてしまったこと、起きてしまったことへの保障をしておくこともお忘れなく!火災保険、地震保険など、契約が切れていないか、保障内容は十分かなど、これを機に確認しておくことをおすすめします。
私たちReBIRTH株式会社では、皆様の資産形成についてのコンサルタントをさせていただいており、皆さまに見合った不動産投資をご提案いたします。将来への不安や資産形成に関するあらゆるご相談にも応じます。お手伝いできることがありましたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。