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2度目の悲しい出産〜前処置、準備〜

人によっては不快に感じるかも知れません。
辛いご経験のある方は思い出して悲しくなったり、マタニティや出産直後の方は不安になってしまうかもしれない表現がありますのでご注意願います。
同じ経験をして悩まれている方が不安で検索した時のために、事務的な詳細を残しています。
少しでも役に立ちますように。





2月11日

昨日の晩、急激に腰が痛くなったが
朝にはその痛みはなくなっていた。

今思うと、心拍が確認できなかった日の1週間前ぐらいから異様に腰と背中が痛かった。

仕事で中腰だからかな?
なんて思っていたけど、赤ちゃんからのサインだったのかもしれない。

何も気づけなかった自分が情けない。


10:00
1回目の子宮を広げるための処置をする。
5mmを1本
中には激痛だと感じる人もいるらしい。
不快な感覚はあるが特に痛みはなかった。
ちなみに1人目の時も全く痛みはなかった。

14:00
2回目の処置
さっきより本数を増やして子宮を広げる。
4mm3本、3mm1本
耐えられる程度の少しの痛みあり

今日の処置はこれで終了

この日は特に激しい痛みが来ることはなく、生理痛のような鈍い痛みのみ。


✳︎

ここからは事務的な記録を。
病院から退院の時の準備について何点か説明を受けた。

①火葬場への手続きをどうするか
(葬儀屋に頼むか、個人で手配をするか)
②棺の用意
③赤ちゃんの為にしてあげたいことは何か



これらの内容は以前の経験から落ち着いて考える事ができた。

①火葬場への手続き

病院からは葬儀屋の一覧が渡される。
これのどこかに電話して下さいとだけ説明された。パニックになっている所にこれだけ説明されてもどうしたらいいのかわからず、とりあえず葬儀屋に手配をする方が多いと思う。

火葬には2パターンの方法があるのを知っててもらいたい。

●葬儀屋へ依頼
メリット
・病院まで赤ちゃんを迎えにきてくれる
・火葬場の予約もしてくれる
・棺の用意やドライアイスの準備も可能
・自宅から火葬場までの迎えや、自宅での保管が難しい場合は火葬の日まで預かってくれる
・わからない事をサポートしてくれる

デメリット
・費用がかかる
・ぼってくるところもある


私の場合は主人が電話をかけたのだが4.9万と言われた。棺代、ドライアイス代は別途かかると。

旦那が色々交渉をして2.9万にまで下がったが、死産児と伝えているにもかかわらず火葬代は6000円だと言われた。(大阪市は3000円)

しかも、赤ちゃんは骨が残りにくいから朝イチの場合が多いのに15:00にされて、「時間は関係ありません」と言われ、ここは寄り添ってくれないし腹立つと思ってやめた。

弱ってる時はなかなか冷静な判断はできないと思うので、皆さん注意してほしい。


●個人手配
メリット
・自分で棺など選べる
・火葬費用は3000円のみ
・火葬場や日にちなど多少融通はきく
・火葬日まで自宅で赤ちゃんと一緒にすごせる

デメリット
・弱ってるときに全て自分で連絡と必要な物を用意する必要がある(メンタルにくる)
・棺など、土日祝が重なると間に合わない場合がある
・電話で火葬場に予約、その後書類などもって火葬場へ直接手続きに行かないといけない。 
・必要以上に死産の事を説明する場面が増える(旦那さんが)
・季節によってはドライアイスなどしっかり準備する必要がある。 
・火葬場までの行き方は全部自分
(車がない人は大変かもしれない、赤ちゃん連れて公共機関は使えないし、、、)


私達は個人手配にした。
正直、辛い時にかなり色んなことを調べて動かないといけないので中々メンタルにくる。
棺に関しては退院の日にはないと困るので早急に準備する必要がある。

旦那さんにも区役所からの火葬場と、かなり動いて貰わないといけないので、平日に融通がきかないと難しいかもしれない。

しかし、個人手配にして良かったなと思う。
我が家の場合は北斎場に電話してして予約が取れた。

旦那に火葬場に手続きをしに行ってもらったのだが、前に並んでたおじいちゃんが、燃やされる人の所に自分の名前を書いていて危うく自分が火葬されそうになっていたらしい。 

ちょっと笑った。


②棺の準備

これは早急に準備する必要がある。
退院のタイミングであるのが良いし、中期での死産の場合は出産後の次の日に退院なのであっという間に過ぎる。

今はネットで頼めるが、土日祝日が被ると間に合わない場合もある。

胎児用で調べると少ないので、ペット用で調べたり白い箱で手作りする人もいる。

個人的に良かったのは可愛いお布団がついているもの。

あと、サイズ感に悩むと思うけど中期なら40cmの大きめで良かった。
蓋に家族の写真やお名前、メッセージなど書いてあげた。あっちに行ってもちゃんと名前と家族の顔を見れるようにと。


③赤ちゃんにしてあげたい事は何か

・手形足型をとる
・写真をとる
・カンガルーケア
・沐浴
・赤ちゃんの服をえらんであげる
→色んな柄の小さいサイズの服が病院に用意されていた。服を選んであげている時は嬉しかった。

上記のこれらはできた事。

・へその緒
→コロナの感染対策の関係でもらえなかった。
これは辛い。コロナ憎い

・お揃いのネームバンド
→赤ちゃんが小さすぎて貰えなかった
でも、言えば付けなくても物としては貰えたかもしれない。

・沢山写真を撮る
→遺影写真の為や思い出の為に出来るだけ色んな角度で撮る事を勧めたい。生まれたばかりの時と退院の時とは少し姿が変わってしまうし、燃やしてしまった後ではもはや何もできない。





入院2日目はこれらの事を色々処置したり、準備などで結構疲れた。

隣に旦那がいればスムーズに進んだのだが、全てLINEでやりとりしなければいけなかった。
そしてスムーズに伝達できないからイライラもしてしまう。電話ができればいいが、部屋ではできないし待合室にも行きたくない。
LINEでひたすらやり取りをした。

旦那は本来、事務的なことがかなり苦手だが私がイライラしても何も文句も言わず頑張ってくれた。


明日はとうとう分娩に向けて促進剤を入れる。
なんの心構えもできていないのに陣痛を迎えなければいけない。

本当に産むのだろうか。


一日がとても長い


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#24w #棺 #陣痛促進剤 #臍帯因子

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