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【キャリアの選択】認定理学療法士(脳卒中)、更新いたしません!

こんにちは、公衆衛生学・疫学の視点を活かし、健康的な社会づくりを目指す理学療法士のジローです。

理学療法士としてのキャリア形成についても情報発信していますが、今回は、認定理学療法士(脳卒中)を更新しなかった理由についてお話しします。



🔹 「認定理学療法士(脳卒中)」を辞めた理由

私はこれまで、理学療法士協会の認定理学療法士(脳卒中)を取得し、5年間活動してきました。

しかし、今回の更新はしませんでした。

更新には時間もお金もかかる
今の自分のキャリアには不要と判断
「脳卒中の専門家」としての実績はすでに確立されている
他にフルコミットしたい分野がある

特に、私の関心は今や「公衆衛生学・疫学・データサイエンス」へとシフトしています。

そのため、これ以上、認定資格の維持に時間を費やすよりも、今本当に学ぶべきことに集中するという決断をしました。



🔹 「脳卒中」認定理学療法士を選んだことが失敗だった?

そもそも、この認定資格を選んだこと自体がキャリア戦略的に微妙だったかもしれません。

「脳卒中」認定PTは全国で3,898名と多すぎる(2024年3月時点)
一番多い「運動器」は4,665名、どちらも目立たない
専門性を高めるつもりが、結局「普通の認定PTの一人」に埋もれた

「こずるいキャリア戦略」をするなら、より希少価値の高い資格を狙うべきだったかもしれません。



🔹 「認定PT」のメリットは、もう薄れてきている?

認定理学療法士には、一応のメリットもあります。

📌 講師や座長のオファーが来る(名簿から選ばれる)
📌 専門性をアピールできる
📌 病院内でのポジション確立に役立つ

しかし、最近では「学会連合のA会員名簿」という別の仕組みがあり、ここから仕事のオファーが来るようになっています。

つまり、認定理学療法士の資格がなくても、学術的な仕事は得られる。

それに…

給料に反映されない!

これは本当に大きい。
協会さん、どうにかしてくれませんか?(切実)



🔹 これからの時代、「何を学ぶか」を選ぶ力が必要

私は現在、疫学・統計学・データサイエンス・医療情報学にフルコミットしています。

理由はシンプルで、これからの医療には「データに基づいた意思決定」が必須だから。

そして、理学療法士協会が提供する研修や認定制度の中に、私が今、本当に学びたい内容がほとんどない。

大学院進学から東大RWDまでかけて、150万円くらいは投資しているし。もう、これ以上は許してもらおう。

だからこそ、認定資格を手放し、新しい分野に投資する道を選びました。



🔹 40代からのキャリアは「削ぎ落とし」が大切

20代・30代は、とにかく「がむしゃらに挑戦」してもいい。
でも、40代からは、
「何を続け、何をやめるか」を考えるフェーズに入っているように思います。

「これ、本当に必要?」と問い続ける
興味がなくなったものは思い切って手放す
「コスパ・タイパ」を意識し、無駄を省く

今後も、「自分にとって本当に必要な学び」を選んで、進んでいきます。



🔥 まとめ:資格よりも「何によって覚えられたいか?」

認定理学療法士(脳卒中)は更新せずに終了!
資格に時間とお金をかけるより、今必要な学びに投資!
キャリアの選択は「何を続け、何をやめるか」が重要!
40代は「削ぎ落とし」と「選択」で進むべし!

何によって憶えられたいか? ↓↓ 私の大好きな本から


私は「脳卒中認定理学療法士」としてではなく、疫学・公衆衛生学を実践する理学療法士として憶えられたい。

だから、次のステップへ進みます!


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