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ジローの秋勉2024 【我が家に統計本の兄弟を迎え入れた】

大学院で学んだ公衆衛生学・疫学の知見を元に、健康的な社会を作りたい理学療法士のジローです。

秋の夜長、皆様はどのようにお過ごしでしょうか?

私は、この4月から内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)により支援されて実施されている東京大学医療リアルワールドデータ活用人材育成事業に選んでいただき、臨床疫学や統計学を学び直しています。昨日で、今年度の講義パートは終了で、課題発表会が残るだけになりました。

講義の予習・復習から解放された分、次年度に向けて更に学びを加速させていく必要があります。

この機会で何を勉強しようかなと言うことで、大きい本屋でしばらく立ち読みをして、秋からの計画を立てていくことにしました。

■ 秋の夜長に選んだ本たち


本当に買おうと思っていた本は無くて、結局買った本は以下になりました。

夏勉で紹介した、「RStudioではじめる医療統計」で、できる事がかなり増えてきました。tidyverseでかなり世界が広がりました。


しかし、思ったことを、Rで表現できるのは、まだまだ先だと感じており、
Rの知識・技術をさらに増やしていきたいと言うことで、まず2冊。

研究や実験により収集したデータは、すぐ統計解析(いわゆる推測統計学)を実施し、群間比較などをしたくなるものです。しかし、データの特徴を把握しないまま、統計的推測を行うことは、間違った結論を導いてしまう原因になる可能性があります。(中略)データの種類に応じた集計をおこない、表やグラフでデータの分布や特徴を把握することは、統計解析を行う上で不可欠と言っても過言ではないでしょう。

筆者あとがきより

もう少し、数値をビジュアル的に捉えたいけど、なかなか上手くコードが書けない。

どうせいつか買うのだからと、2冊まとめて買って、

金芳堂 R三兄弟を我が家に格納しました。

金芳堂のR三兄弟。他にもあったら、すみません。


もう一個は、普段使い 水色統計学(久保川達也 先生)を、さらに深めようと思い、


同じ著者で計算の演習が多いこの本(水色本の弟)を選びました。

私は、ゴリゴリの文系男子なので、はっきり言って数学は超苦手です。
PC頼みの統計ですが、限界を感じています。読んでいるだけでは頭に入らないので、もう少し手を使って実際の計算をしながら理解を深めていくようにしていこうと思います。


疫学・公衆衛生学から始まり、今は医療統計を頑張っています。
ある程度は知識がついてきたけれど、それを外に出すには、まだ技術的な面の不足を感じています。
計算の仕方(ソフトの使い方を含めて)、結果の解釈、効果的なグラフの出力など、まだこれからのことが多いです。

未知のことが多ければ多いほど伸び代があるので、興味を持てているうちに突き進んでいこうと思います。

最近は、ただの市中病院の理学療法士が、進んでいる方向として大丈夫かと思うことが、しばしばなのですが…..。

ま、あまり周りは気にせずにノビノビ勉強をしていきたいと思います。



今回買った本

↑12月に第2版が出るらしい(知らんけど)。


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