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【RS:lyrics】ダイヤモンドクロウ

こんにちは!REASNOT編集長の紅葉です。

昔の楽曲の歌詞を書き残していこう企画の第4弾は、2012年4月5日に発売した1st CD『ダイヤモンドクロウ』の表題曲です。こちらは1st Album『My treasure』にも収録されており、名実ともに私の代表曲でした。

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私がはじめて大きなステージに立ち、人前で歌ったのは学生時代のこと。1曲だけ、奥華子さんの『変わらないもの』をピアノで弾き語りました。

あまりに酷い出来で、しばらく落ち込みました。

それでも「このままでは終われない」と、mixiで初心者OKのイベントを探して参加を申し込みました。はじめて六本木のライブハウス(というよりライブバー?)に出て、カラオケ音源で5曲うたいました。

これまた残念な出来で、以下略。笑

随分と時間が経って、その六本木で知り合ったRayさん(=鹿野レイさん)に別のイベントへお誘いいただき、三軒茶屋のライブハウスへ出ました。

カラオケで2曲うたって、はじめて「ライブって楽しい!」と思いました。

そこからライブ活動にのめりこみ、どんどん出演予定を入れていきました。

次のライブで、対バン相手のお客さんから「楽器はできないの?」と聞かれました。「いちおうピアノの弾き語りができなくはないです」と答えたら、「絶対そっちのほうがいいよ!」とアドバイスされました。

その次のライブでは、ピアノの弾き語りをしました。すると、また違うお客さんから「オリジナル曲はないの?」と聞かれました。「ないです」と答えたら、「はやく作ったほうがいいよ!」とアドバイスされました。

早速、ボイトレの先生のところへ行き、「オリジナル曲を作りたいんですがどうしたらいいですか」と訊きました。

そのときはじめて知ったのですが、私の先生はメジャーアーティストに楽曲提供していて、ボイトレやピアノより作曲を教えるほうが得意な方でした。

「最初だし、雰囲気でやってみればいいんじゃない。紅葉なら歌詞は書けるでしょ。次のレッスンまでに、何か書いておいで。あと、サビだけでもいいから、鼻歌で歌えるようにしておいでよ」と言われました。

たしかに、私は文章を書くことが好きです。特に、歌詞っぽいポエムはよく書いていました。

さて、何をテーマにしようかと考えて、ある友人の顔が浮かびました。

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私のライブに来ていただいたことがある方は、きっと一度は彼女の話をきいたことがあると思います。

「親に焼き討ちされそうだから」と袋一杯の漫画を私に押し付けてきた話。私の誕生日に5段ケーキを焼いてくれた(迷惑な)話。広島で一番人出の多いお祭り・フラワーフェスティバルで、事前に何の約束もしておらず、携帯すら持っていない私を、ただ歩き回って見つけ出した話。あまりのストーカーっぷりに、普段はあまり怒らない私を、人生最大にキレさせた話……。

付き合いの長さだけでいえば、もっと長い友人がいます。付き合いの濃さで張り合える友人もいます。ただ、これだけ変な人は他にいない。。

出逢ってから今日にいたるまで、さまざまな奇天烈エピソードを私に提供し続けてくれている友人です。

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