【RS:lyrics】星降る夜の約束
私は、歌うことが好きです。でも、曲を作ることは、あまり好きではありません。むしろ嫌いで、苦手です。
ふとしたときに口から零れるメロディは、いつもの好きな歌手の名曲や、いつかどこかで聞いた童謡。まったく新しいメロディなんて思いつかないし、ごくまれに「閃いた!」となっても、後で調べれば「あの曲のあの部分だ」と判明します。
かつて作曲理論を学び、それっぽいコードを並べ、それっぽいメロディを作ることはできるようになりました。でも、やっぱり、作曲をしている時間は辛いばかりでした。
作詞の方は、まぁまぁ楽しいです。ただ、これは「文章を書くことが好き」の延長なんですよね。メロディ不要の、ただのポエムでございます。
改めて、「歌うことが好き」なのと、「曲を作ることが好き」なのは、全然違う話だよなぁと思います。
さらに踏み込んでしまえば、私は「歌うこと」は大好きだけど、「音楽」自体はそうでもないかもしれません。
歌うことを通じて、歌詞の物語や連想される世界、楽曲が制作されるに至った経緯、その歌い手の人生などに触れることを楽しんでいる気がします。
…と、いうことで、曲作りを辞めて久しい私です。
しかし、REASNOTを創刊して以降、ありがたいことに人前で歌わせていただく機会が増えました。
かつてはどうあがいても手の届かなかったステージに立てるのに、約10年前に作った曲とカバー曲しか歌えないのでは、さすがに申し訳ありません。
せっかくなので、毎年1曲くらいは、新曲を用意しようと決めました。
本日は、その流れで2020年に制作し、お披露目した『星降る夜の約束』をご紹介します。
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イルカが好きです。
小学生のころは、イルカの写真のテレフォンカードを集めていました。オリジナルの「翼の生えたイルカ」のキャラを作って、あちこちに描いていました。沖縄へ旅行した時は、イルカのキーホルダーをたくさん買いました。
好きになったきっかけも、理由もわかりません。
今も、なぜか好きです。
星が好きです。
小学生のころ、林間学校で見上げた夜空の美しさに感動しました。星座や星の名前を覚えまくりました。高校では地学を選び、星の一生に涙しました。未だに、星柄のノートや日傘を愛用しています。
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