【S04:COLUMN】J-POPとの邂逅
30を超えて邦楽を聴き始めた。
J-POP=セルアウトという偏見があったのだが、偶々くるりを聴いたところ良質なインディーロックを鳴らしており印象が一新された。鉱脈を見つけた気分である。
手始めにとディスクガイドの上から順にdigしている。その流れで椎名林檎に辿り着いた。
デビュー当時の林檎は異端として扱われていたと傍目に記憶している。
今になって1stを聴いてみるとキャバレー音楽調のアレンジと寺山修司的な詩作、なるほどオルタナティブな音楽性である。
女子高生だった林