子育て苦手なのに二人目に挑んだ理由

私自身は子どもが元々あまり好きではない人間です。
第一子妊娠中それはそれは大切に思いましたが、産まれてからはしんどくてしんどくて。
お金があれば家政婦に全投げしたいくらいです。
子どもの寝顔を見ると全て吹っ飛ぶ?可愛い?もっと一緒に居たい?
こういった感情の理解に乏しく
その辺の母親より母性に乏しい自信があります。

それなのに何故、二人目を望んだのか?
それは、私の家族構成にあります。
私は母一人子一人の環境で育ちました。
母からはそれなり愛情を感じて育ちました。
それゆえに、一般的な夫婦と子ども兄弟の家族に憧れてしまっているのです。

ちなみに親戚は
祖父母はどちらも80歳超えて兄弟と交流があります。
母も兄弟仲は良好です。
ただ、少し遠い親戚では縁切りがいるとか。と言っても親子の縁ですが、兄弟も縁切ってるはず。

大学時代は兄弟の話をよく聞きました。
悪い話だからこそ人に話すのか、兄弟が引きこもりってパターン等悪い話が多かった気がします。
比較されたり、差別されたりもあることでしょう。

ちなみに私は、一人っ子っぽいと言われたのがすごく嫌だった思い出があります。
特に兄弟がいないことが私自身のコミュ障と結びついていると思われることがすごく嫌です。今でも
あと兄弟欲しいって思わないの?と言われること
無駄にビックリされることもあった。
父親がいないことは腫物のように基本何も言われないので、兄弟がいないことの方が嫌でした。

小さいころ遊園地に行ったときどれだけ兄弟がいればもっと楽しめただろうと思ったことか。
夜友達が帰った後のゲームも兄弟がいれば一緒に遊べたのにと何度も思いました。
夜一人母の帰りを待つとき、心細くも兄弟がいれば支え合えたのにと。
つまり、寂しさもあって一人っ子がすごく嫌だったんですね。
だから、子どもには同じ思いをさせたくなかった。というのが強い理由です。
もちろん、世の中には兄弟がいない方が良かった人、一人っ子でよかった人もいるのは承知です。
ですが、自分の幼少期に常々抱いた感情はいまだに心に残っています。
私はそのわだかまりを子どもで解消しようとしている。
当時望めなかった光景を子どもを通して埋めようとしているのだろうと思います。


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