バイヤーとして、歩兵から伍長へステップ!@キングダム社長のブログ
品物を査定するバイヤーが
自身での基準値をつくり、
幅広いアイテムに、対応できるようにするにはどうすればよいのか。
(あくまでも個人での考え方です)
キングダムでいえば、
まずは、言われたこと、マニュアル通りに実践する歩兵から
マニュアルの実践しつつ、
自分の頭で考え、アイテムごとに柔軟にその場に対応できる
伍長へのステップのようなイメージでしょうか。
(多少無理やり感はありますが...)
(©原 泰久/集英社)
バイヤーは、お客様から信頼を落としたらいけない。
お店の顔でもあるかと思います。
間違っても安く評価しないように
適正な価格で、査定額をお客様に出すことが必要です。
それはさておき、
前回、多くのブランドがある中でも、
ブルガリについてお伝えを致しました。
そのブルガリでも、様々なラインがある中、
どのくらいの販売価格で
メーカーが売っているのか?
そのジュエリーの作り、ボリューム感、
何の素材を使っていて、
宝石がついていれば、
どのくらいのキャラットがついていると、
どのくらいの価格になるのか。
それをまずは、
知っておく必要があると思っています。
ブルガリのビーゼロワンであれば、
メーカーの参考価格は、
1バンドタイプ → 13~14万位 (上記写真例)
3バンドタイプ → 22万位
4バンドタイプ → 25万位
(2020年3月現在)
このビーゼロワンのリングにダイヤが一周プラスされると、
1バンドタイプ → 60万位 (上記写真例)
4バンドタイプ → 120万位
(※あくまでも現在掲載されているものをピックアップ)
これをスタンダードなタイプと
ダイヤがついたタイプで
比較してみると、
1バンドタイプなら、
スタンダードタイプに、ダイヤ一周つくと、
定価が約4倍に跳ね上がる。
4バンドタイプなら、
スタンダードタイプに、ダイヤが一週とつくと、
約4~4,5倍に跳ね上がる。
おおよそは倍率は一致しています。
ここまでなら、調べることは可能。
このように、このメーカーで
新品価格での知識感をもっておくことが大切。
(これはあくまでも私個人的な見解です。同業でちょっと違うなと思った方は申し訳ございません)
ここで、一次流通の新品市場から、
二次流通に流れてきた場合の相場へとシフトする。
要するに、中古品になった場合に、
どのくらいになるのか?という部分である。
次回また、
二次流通ではどうなるのかを書かせていただきます。