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教えるとか教えないとか

最近、ある先生とお話しする中で、次のような話がありました。

「教えるとか教えないとか、最近は、全然考えていない。自分は、全然そのレベルじゃないから、目の前の子どものためにできることをする。」

 私は、これまでの経験からこの話にすごく共感しました。もちろん、教えること、教えないことについて考えることを否定しているわけではありません。ただ、一時期直接的に教えずに、子どもから引き出すことを大事にするあまり、指導できていなかった自分がいました。どこか直接的に教える、伝えることは、自分の力量のなさを具現化しているように感じ、自分の想いを伝えずに終わることが多くありました。

 今思えば、その通りで自分の力量と思考が合っていなかったのだと思います。

 今年度決めていたのは、目の前の子どもたちのためにできることをし、それが指導(ある場所に導くこと)につながることを意識してきました。まだまだできることは多くあります。大事にしたいことを自分の中でもちながら、子どもの成長につなげていきたいと思います。

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