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休校明け×ミニラブレター!?
今日は,休校明けの今,大切にすべきことについてお話ししたいと思います。
「3密を避けて,どうやってやっていけばいいんだ。」
「時数が足りない。」
どれも考えることは大切ですし,
上記のことに頭を悩ませている人も少なくないと思います。
ただ,今回私が伝えたいのは,そういうことを考える前に,
「子ども一人一人を見る,大切にすること」です。
当たり前のことかもしれませんが,最近やっていますか?
授業時数が少ないことを言い訳に,子どもの実態を棚上げしていませんか?
私は,ある方との話をきっかけに,自分の「子どもを大切にする」という行為が表面的なものだったかもしれないと気づきました。
実際の行動だけ知りたい方は,最後の「ミニラブレターはじめました。」をご覧ください。
きっかけ
自分の中学の時のクラスメイトから,メッセージが来ました。
その方(Eさん)は,小児科で働いています。
Eさんから来たメッセージの中に,こんな一文が入っていました。
「学校始まってから体調崩す子が増えたから,勉強だけじゃなく精神面のフォローもしてほしいなって思う。」
Eさんと中学の頃よく話していたかと言われれば,そうではないと思います。
でも,12年振りに勇気を出して,どうしても伝えたいことがあって連絡をくれたことは分かりました。
もっと詳しく話が聞きたいと思い,その後,話し合うことができました。
子どもの心が追いつかない。
その方から聞いたこと,自分が思ったことを書いていきたいと思います。
◎休校中,落ち着く環境に居続けたため,学校生活の中で勉強以外のストレスが多そう。
◎子どもは自分の心の声(ストレス)を言葉にして伝えることが難しい。
→★行動や表情から異変に気付けるように目と心を配る。
◎全体への声かけと個人への声かけは,0と100くらい違う。
◉私はどちらかと言えば,学級会や学級だよりなどを通して,一人一人を大切にしているというメッセージを伝えがちでした。
◉全体で見る,接する限り個は見えにくい。
◎「やらなきゃいけないこと」という担任の空気感がプレッシャーになりうる。
担任が焦っていることも伝わる。
◎教師は,勉強を教えるだけじゃない。(勉強を教えるだけなら学校でなくていい。)人を育てるのが仕事。
◎「みんなでやっていくぞ!」っていう気持ちも共有できてないのに,いろんなことが進んでも子どもの心が追いつかないよ。
「ミニラブレターはじめました。」
子ども一人一人を大切に思っていると伝えるために,
ミニラブレターを始めました。
※下記は学級便りの下書きです。
もちろん,日々の中でも声かけをしていきますが,
伝えきれない想いを手紙にして渡そうと考えました。
一人一人のことを手紙に書き,順番に渡しています。
もらった子の中には,「涙がでる。」
まだもらってない子も「今どこまで渡した?」
と心待ちにしている様子が見られます。
そういう姿を見て,やって良かったと思いました。
これを単発で終わらせるのではなく,
節目節目に行っていきたいと思います☺️
追伸
私は,今回連絡をくれたEさんに感謝しかないです。
子どものことを一緒に思ってくれる方が,他にもいて,
その想いをしっかり学校現場に届けてくれる。
Eさんの子どもを想う気持ちにありがとう!
学校現場の皆様も,大変お忙しいとは思いますが,
何よりも大切なものを想い出し,
この状況下を一緒に乗り越えていければと思います。
最後まで読んでくださり,ありがとうございました。