まとめ編 02 アクションと臨場感
石田憲一
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1月は、過去の配信を1週間分ごとにまとめて編集したものをお届けします。
<アクションと臨場感>
月:臨場感とは
アクション誕生こそが臨場感の高さと密接に関わっている。
アクションらしさである、臨場感とカッコよさの共存はなぜ難しいか。それはカッコをつけ過ぎると、リアリティが損なわれることで臨場感が下がるから。
=だからナチュラルなカッコよさが必要。
火:カッコよさと捌き
カッコよさとは、様と見栄。
どちらも歌舞伎用語だが、アクション的定義としては、様は姿勢形態の自然なカッコよさ。見栄は、広義のポーズ的形のよさ。
見栄はリアリティという観点からは臨場感を下げるので、様をよくすることを心がける。
立回りにおいては、特に映像では捌かないと臨場感が下がる可能性大。
その理由は、捌かないと段取りを感じさせてしまうから。=ごっこ遊び
捌くことで段取りと実戦の境界を消す=曖昧にする
水:捌くとは何か
捌くとは何か?
芦原空手のサバキをアクションの立場から解析。
サバキ分類
動作初期=動き出し
ストッピングなど
動作中期=技そのものへ対応するタイミング
間合い潰し=インステップ膝受け
間合いずらし=外受け回り込み系
間合い外し=スウェイ腕押さえ
動作後期=相手の攻撃を見切った後
避けた蹴り足に対する崩し
木:アクション捌きとは?
捌くことで、段取りと実戦の境界を消すのと同時に、何をやっているか分かりやすくする効果を用いる。
逆に何をやっているか、わからせないことで激しさを伝えることもある。
手捌き
体捌き
足捌き
腕捌き
脚捌き
金:臨場感はバランス+まとめ編
闇雲に当てればいいというものではない。
激しさと華麗さの作品ごとのバランスを、臨場感という観点から探っていく必要がある。
ブルースリー言うところの不自然な自然さ、もしくは自然な不自然さにあたるバランス感覚が要求されるのだ。
不自然な自然さ=様のよさ
自然にしているのにカッコいいことがある意味不自然
自然な不自然さ=リアルな見栄とも解釈できる。
形を作ること自体が不自然なはずなのに、それを感じさせないかっこよさがある状態、印象
<アクションと臨場感>
月:臨場感とは
アクション誕生こそが臨場感の高さと密接に関わっている。
アクションらしさである、臨場感とカッコよさの共存はなぜ難しいか。それはカッコをつけ過ぎると、リアリティが損なわれることで臨場感が下がるから。
=だからナチュラルなカッコよさが必要。
火:カッコよさと捌き
カッコよさとは、様と見栄。
どちらも歌舞伎用語だが、アクション的定義としては、様は姿勢形態の自然なカッコよさ。見栄は、広義のポーズ的形のよさ。
見栄はリアリティという観点からは臨場感を下げるので、様をよくすることを心がける。
立回りにおいては、特に映像では捌かないと臨場感が下がる可能性大。
その理由は、捌かないと段取りを感じさせてしまうから。=ごっこ遊び
捌くことで段取りと実戦の境界を消す=曖昧にする
水:捌くとは何か
捌くとは何か?
芦原空手のサバキをアクションの立場から解析。
サバキ分類
動作初期=動き出し
ストッピングなど
動作中期=技そのものへ対応するタイミング
間合い潰し=インステップ膝受け
間合いずらし=外受け回り込み系
間合い外し=スウェイ腕押さえ
動作後期=相手の攻撃を見切った後
避けた蹴り足に対する崩し
木:アクション捌きとは?
捌くことで、段取りと実戦の境界を消すのと同時に、何をやっているか分かりやすくする効果を用いる。
逆に何をやっているか、わからせないことで激しさを伝えることもある。
手捌き
体捌き
足捌き
腕捌き
脚捌き
金:臨場感はバランス+まとめ編
闇雲に当てればいいというものではない。
激しさと華麗さの作品ごとのバランスを、臨場感という観点から探っていく必要がある。
ブルースリー言うところの不自然な自然さ、もしくは自然な不自然さにあたるバランス感覚が要求されるのだ。
不自然な自然さ=様のよさ
自然にしているのにカッコいいことがある意味不自然
自然な不自然さ=リアルな見栄とも解釈できる。
形を作ること自体が不自然なはずなのに、それを感じさせないかっこよさがある状態、印象