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まとめ編25:非分離アクション
石田憲一
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今週も、まとめ編をお届けしています。
<非分離アクション>
月:明と暗の非分離
アクションの難しさは、全体が非分離であること。
そのことを理解した上で、シャドー概念という観点から、全体を体系づけるのが、今週のテーマ「非分離アクション」である。
まずは非分離なアクションを、サンリットとシャドーに分ける。
サンリットとは、日に照らされたの意。
マジックの見た目の現象面がサンリット、トリック面がシャドーともいえる。
言い方を変えれば、ただ単に動いているだけのアクションは、サンリット・アクションということで、別名は運動アクションということになる。
シャドー・アクションはそれに対して、表現アクションということか。
火:サンリット・アクション
アクションにおける表層の動き。=仮象行為=表現として行われているフィクション空間での動き。
格闘表現において繰り出される技などの具体的な動きのこと。
何をやっているのかを指示表出する動作であり、だからこそ形態としては実在武術などと共通性がある。
水:シャドー・アクション
シャドー・アクションとは
=実像(じつしょう)行為=フィクションではなく、実際の現象として行われているもの。
以下、二分される。
シャドー・プラチック
実際に影で行われていること。
見る側からは知覚されないが、これにより表現が成立している。
シャドー・テクノロジー
表現のパフォーマンスを上げるために工夫されていること。
サンリット・アクションに対して、シャドー・プラチックがその成立を支えている、という関係にある。
そして双方が非分離となっている動作のパフォーマンスを向上させるための工夫として、シャドー・テクノロジーが存在している。
木:シャドー・プラチック
シャドー・ムーブ
アクティブに対する、パッシブ側の対となることで成立する動作のこと。
シャドー・ファンクション
立回りムーブに付帯する、表現をより良くするための機能。
やり易さと、わかり易さ、見栄えのよさがセット。
シャドー・モビリティ
立回り表現におけるモビリティを高めるために、密かにやっていること。
=例えば、自者運動量保存原則はその基本中の基本。
運動量操作法は、全てシャドー・モビリティである。その際、相手と合わせる能力はシャドー・アビリティ。
ただし自者運動量発生原則だけでは単なるモビリティに過ぎない。
シャドー・アビリティ
高いモビリティを使って、相手と合わせる能力。
運動構造の一致は、その基本である。
双方のシャドー・アビリティが高くないと、高度な立回り表現としての高速化はあり得ない。
シャドー・モーション
カッコよく見せるための一工夫として加える、微細な動作のこと。
実戦という観点からは無駄な動作なので、武道をやっているだけでは、発想として生まれてこない動作である。
わかりやすい例を一つ挙げるなら、ナグリの際のバックスイングが、それに相当する。
その他は極意なので秘密。
金:シャドー・テクノロジー
シャドー・テクノロジーとは、シャドー・プラチックに対する上達のための工夫のこと。
例えば、デリバリングはシャドー・プラチック内のシャドー・ムーブだが、その上達のための独自練習法として開発されたステップ・ワークはシャドー・テクノロジー。
非分離アクションまとめ
サンリット・アクションと、シャドー・アクションが非分離。
シャドー・アクションにおける、シャドー・プラチックと、シャドー・テクノロジーが非分離。
究極的には、全ての練習法は、シャドー・テクノロジーとなるべき。
<非分離アクション>
月:明と暗の非分離
アクションの難しさは、全体が非分離であること。
そのことを理解した上で、シャドー概念という観点から、全体を体系づけるのが、今週のテーマ「非分離アクション」である。
まずは非分離なアクションを、サンリットとシャドーに分ける。
サンリットとは、日に照らされたの意。
マジックの見た目の現象面がサンリット、トリック面がシャドーともいえる。
言い方を変えれば、ただ単に動いているだけのアクションは、サンリット・アクションということで、別名は運動アクションということになる。
シャドー・アクションはそれに対して、表現アクションということか。
火:サンリット・アクション
アクションにおける表層の動き。=仮象行為=表現として行われているフィクション空間での動き。
格闘表現において繰り出される技などの具体的な動きのこと。
何をやっているのかを指示表出する動作であり、だからこそ形態としては実在武術などと共通性がある。
水:シャドー・アクション
シャドー・アクションとは
=実像(じつしょう)行為=フィクションではなく、実際の現象として行われているもの。
以下、二分される。
シャドー・プラチック
実際に影で行われていること。
見る側からは知覚されないが、これにより表現が成立している。
シャドー・テクノロジー
表現のパフォーマンスを上げるために工夫されていること。
サンリット・アクションに対して、シャドー・プラチックがその成立を支えている、という関係にある。
そして双方が非分離となっている動作のパフォーマンスを向上させるための工夫として、シャドー・テクノロジーが存在している。
木:シャドー・プラチック
シャドー・ムーブ
アクティブに対する、パッシブ側の対となることで成立する動作のこと。
シャドー・ファンクション
立回りムーブに付帯する、表現をより良くするための機能。
やり易さと、わかり易さ、見栄えのよさがセット。
シャドー・モビリティ
立回り表現におけるモビリティを高めるために、密かにやっていること。
=例えば、自者運動量保存原則はその基本中の基本。
運動量操作法は、全てシャドー・モビリティである。その際、相手と合わせる能力はシャドー・アビリティ。
ただし自者運動量発生原則だけでは単なるモビリティに過ぎない。
シャドー・アビリティ
高いモビリティを使って、相手と合わせる能力。
運動構造の一致は、その基本である。
双方のシャドー・アビリティが高くないと、高度な立回り表現としての高速化はあり得ない。
シャドー・モーション
カッコよく見せるための一工夫として加える、微細な動作のこと。
実戦という観点からは無駄な動作なので、武道をやっているだけでは、発想として生まれてこない動作である。
わかりやすい例を一つ挙げるなら、ナグリの際のバックスイングが、それに相当する。
その他は極意なので秘密。
金:シャドー・テクノロジー
シャドー・テクノロジーとは、シャドー・プラチックに対する上達のための工夫のこと。
例えば、デリバリングはシャドー・プラチック内のシャドー・ムーブだが、その上達のための独自練習法として開発されたステップ・ワークはシャドー・テクノロジー。
非分離アクションまとめ
サンリット・アクションと、シャドー・アクションが非分離。
シャドー・アクションにおける、シャドー・プラチックと、シャドー・テクノロジーが非分離。
究極的には、全ての練習法は、シャドー・テクノロジーとなるべき。