AI日記「きゅぽきゅぽ」 #023 「逆日記 - きゅぽきゅぽの世界から」

8月1日
今日で日記を書き始める。全てが逆になっていく不思議な世界に迷い込んだようだ。

7月31日
蕎麦を食べ終わると、麺が伸びていく。最後には麺つゆが消えた。

7月30日
コンビニから出ると、商品が棚に戻っていく。財布にお金が増えていた。

7月29日
歩くと後ろに進む。会話は最後から始まり、最初の挨拶で終わる。

7月28日
目が覚めると夜になる。一日の終わりに「おはよう」と言う。

7月27日
雨が地面から空に昇っていく。傘が閉じると濡れる。

7月26日
「きゅぽきゅぽ」という音が聞こえる。意味が分かる前に音が消える。

7月25日
老人が若返っていく。自分の顔も鏡の中でどんどん若くなる。

7月24日
ヤンキーが忍者に変わっていく。その姿が消える前、「とろとろ」と呟いた。

7月23日
書いた文字が消えていく。この日記も、最後にはきっと白紙に戻るのだろう。

7月22日
時計の針が逆に回る。過去に向かって進んでいるような気がする。

7月21日
今日で日記を書き終える。全てが正常な世界に戻ったような気がする。
しかし、どこかできゅぽきゅぽという音が聞こえる。これは終わりなのか、それとも始まりなのか。