誰からも相手にされないということ
就職活動をしていたときがある。そのときは、人間扱いされなかった。私も私自身を人間だとは思っていなかった。今も。
人並みに何も出来ないから、
誰も私の相手なんかしてくれない。
嫌われているから。
嫌われる才能だけは誰にも負けない。
人はみな、私から去っていく。
私になんの魅力もないから、金も持ってない。話術もない。美貌もない。運もない。何も無い。だから、誰もよってこない。
寂しくなってきた。これで才能にも美貌にも恵まれていたら、孤高の美女として生きていくのも悪くない。でも何も持ち合わせてない私はそろそろこの孤独が寂しくなってきた。
でも、今の私には対価となるものが何も無い。何かを払わないと私と仲良くしてくれる人などいないのだから。金だ。
金さえあれば友情も愛情も買えるって知っている。だけど金がない。友情は買えた。実際買った。あまり支払わなかったから質はとても悪かったけど。もっと大金を出せば、質の良い友情なり愛情なりを買えると思っている。
醜い化け物と友だちになるのに何かしらの対価がないと誰もなってくれない。
今の私には、友だちはできない。