いつかの人が好きだと言っていた音楽が いまさら心に刺さって 理解できなくて あんなにけなしていたのに 何が良いかわからない ニコニコしながら平和なことを歌ってる歌だと思っていたのに ありふれた日常の中に隠れている 小さな淀みや ふとした時にできる隙間を歌っていたんだな きっともう会えないけれど どこかで元気にしてるといいな あんなに一緒にいたのに 一緒にいたいと思えないけど お互いに死んでしまっても 知ることもないけど どうか元気で
晩春の夕 桜は満開の時より 散って新緑の芽が出る頃の方が良い 一年で一度咲かせた花が 人の心を奪って 新緑が桃色の花びらを剥いで 春の曇天と鉄のような幹の色と混じって 鈍い色彩に変わっていく みんなが見向きするような輝きを纏うより 雨風に打たれ花びらを垂れ流してしまう輝きを纏うより 見せかけの美しさを押し除けて 新しい息吹が生まれゆく姿が良い 終わりと始まり 生まれ変わり 見る者の心の移り変わり 春は好きだ
大学に入学したての時 お互いまだ名前も覚えたてで あだ名で呼び合うのも こそばゆい時期に 知り合いたての何人かで友達の家に遊びにいった。 お互いの身の上話をしていくうちに 夜も更けていって しんみりした話をしてる時に 友人が何気なくかけてくれた曲。 「君は1人で大丈夫」「あなたは1人で大丈夫」 “君”から“あなた”に二人称が変わって 距離感の変化があったり 近かった2人の離れた距離感の 情景がひしひしと伝わってくる歌詞で バンドの音の数も引き算が曲の魅力を さらに引
はじめてnoteを書き認(したた)めてみました! どのぐらいのテンションで書いた方がいいのか どのようなことを書いたらいいのかわからないですが、 とりあえず歩き始めたくて書きました。 日記的な感じになるかもしれないし… 支離滅裂なことを言うかもしれないし… 急にポエム的なのを書くかもしれないし… 急に評論みたいなのを書くかもしれません… もし誰かに届いて読んでくださっていたら嬉しいなと思っています。 今読んでくださっているあなたのようにわたしもどこかで日常を生きています