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1 社内研修企画

3月、中堅管理職、将来の部長候補を対象に社内研修を仰せつかった。
不動産業務経験の伝承を目的とのおふれに講義を行うことに。
前事業本部長の言葉とは言え、講義などは全くの新領域、実態は、内容お任せの難題だ。
まぁ、やるとなれば、形にしなければ。

人事からは、外部講師も加えて年末まで5回の研修会くらい。
受講者は、事業部門の各部課長次長クラス18名
従って、営業系、技術系、運営系、開発系からなる精鋭。
テーマ設定に苦労しそうだ。
先ずは、方向性を見出すため、社長のご意見を拝聴した。
幹部社員に求める力は、いくつかの言葉を前提に「提案力」を戴く。
この言葉に業務要素を絡め、味付けしていく事になる。

部長を長く務め、それなりに業務の指導は、自信がある。
OJTでの指導で業務課題へのアドバイスがメインとなるが、最終的には、結果で、互いに評価を行うプロセスとなる。
従って、部員の方も責任、達成感があり、モチベーションも上がる。
つまり、よく話を聞いてくれるのだ。
今回は、そのモチベーション高揚、意識付けに苦労しそうだ。

この時点の課題は、仲介会社との懇親の方法等、些末なモノが示されていた。
つまり、情報収集の仕方なのだが、簡単なものではない。
業務全体を鳥瞰し、方針や根拠を持ち、外部の猛者と張り合える。
業務知識ばかりでなく、管理職として受講者に心構えを持たせることも念頭に、そんな講習にしたいと考えた。
どうやれば、モチベーションと達成感が味わえるか。
講義を通じて、解決策つまり講義内容を確定させることにしよう。

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