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会話で検証!「パワハラ同僚は、なぜパワハラを認められないの?」

登場人物:パワハラ同僚:パワハ
     部下さん:ブッカさん
     違う部署のわれ:われ

~~パワハラ社長不在の、のどかなオフィスにて~~

われ:
「パワハさん、私、ブッカさんに、きつくあたりすぎだと思うんですけど……。」
(👉主語を自分にして柔らかく注意)

パワハ:
「え。そうですか?!そんなことないですよ。」
(👉認知の歪み)

「それよりも、ブッカさんの仕事のミスが多すぎるんですよ。ブッカさんのせいで、見守らなければならない仕事が増えて。」
(👉論点のすり替え。原因の転嫁)

われ:
「(え、そこじゃないんだけど)そこは、パワハさんがカバーしたらいいかと思うんですが……。仕事はチームでするものですし。経験はパワハさんのほうが、ずっと長いんですし。」
(👉改善策の提案)

パワハ:
「いや、ほんとにミスが多くて、困るんですよ。」
(👉とにかく原因の転嫁)

われ:
「うーん。ミスが多いのは困りますね。ただ、誰かがカバーしなくちゃいけないし、パワハさんが適任かと思うんですが……それにきつく言い過ぎだと……」
(👉一旦、感情を受け止めて、最初から再説得)

パワハ:
「いや、無理ですよ!ずーっと見なくちゃいけないんですよ。(語気強め)」
(👉怒りになってくる)

われ:
「(怖)そうですか……」
(👉挫折)

パワハの言い分。まとめ

「自分はパワハラしてはいない。
 なぜならブッカさんは、あまりにミスが多すぎる。
 だから、自分が怒るのは当然だ。」

え?
ちょーっと、まてーーーーーーーい!

(私の中のアリストテレスよ、登場だ!)

☺この論理、意味が通りまセン!
(byアリストきち子)

☺なんで、「怒る」しか手段がないノデスカ?単純すぎマセンカ??
(byアリストきち子)

☺解決策は、メニー、メニー、たくさんデス!
(byアリストきち子)←しつこい

  1. メンバーがカバーする

  2. 作業システムを見直す

  3. パソコン画面を大きくする

  4. 適所に配置しなおす

ほうーら!一気に4つも書けました(約10秒)。

パワハは、
「ミスはどうして起きるのか」
「どうしたら再発を防げるのか」
と検証する思考がまったくない。

そして、単純かつ簡単な手段「怒り」のみで解決しようとするんです。解決できるわけないやろがい!

パワハラという事実には決して向かい合わない

それよりか、パワハラという事実に向かいあいません。
不動産営業マンあるあるですが、得意の話術でもって「ブッカさんのせいである」と、ひたすら他人に原因を転嫁するのです。これが、ほんとうにうまい!

その高いコミュ力ゆえに、残忍な加害性は隠され、ますますパワハラはエスカレート。そんな才能、生まれつきないほうがいいのに。

われ、わかりやすく説明を試みるも、挫折

もちろん、パワハには、わかりやすく別手段を説明してみました。また、自主的に別手段の構築もしました(作業システムの見直し)。

ですが、何度言っても、この単純回路の加害性は収まることはありませんでした。本当に、強力な思考回路。

むしろ、パワハラはますます暴走してゆきました。もはや、同じ立場の同僚では止められなくなってきたのです。

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