検索離れ?いいえ、不動産業界こそ検索エンジンマーケティング(SEO)に注力すべき時代です。
若者(20代)は検索エンジンを利用しないという話が喧騒されていますが、データから浮かび上がる若者の意外な検索行動という記事が最近公開されました。
調査対象の母数が不明なので内容については精査が必要ですが、若者の検索行動自体は衰えていないというのが骨子です。
不動産を探す場合にはもちろん不動産ポータルサイトや個別の不動産会社のホームページを閲覧して探すのは当然ですが、不動産に関わるキーワードも検索しているのが一般的です。
物件や地域名と不動産キーワードの組み合わせが不動産業界のSEOとしては一般的でしょう。今回おすすめするのは別の角度での提案です。
不動産キーワードではやはり受けがいいのは住宅ローン控除やすまい給付金などの住宅を購入するときの税金と優遇制度についての解説ページです。
このキーワード群は「渋谷 土地」のようなキーワードと比べて競合が多くありません。
さらに深堀りすると、市区町村独自の制度なども比較的競合サイトが少ないのでねらい目になります。
キーワードのイメージとしては、「渋谷 土地」よりも不動産を探している顕在層としては弱い印象ですが、検索エンジン経由で自社を知ってもらう機会になりますし、貴重な情報を提供している優良なホームページと思ってもらえればブランディングとしては大成功でしょう。
昨今のマーケティングではブランド想起が非常に重要となります。価格勝負の商品であれば別ですが、一生に一度の買い物ですから失敗したくないというのが人情でしょう。
はずれを引かないためにも信頼できる不動産会社を探すには、ブランドイメージが良いことと、不動産を購入しようと考えたときに思い出してもらうことが大事です。
本当にイチかゼロかのシビアな状況なので、生活の中で目に触れ続けておくようにリアルでもネットでも広告展開をしておく必要があります。
もちろん、その一環としてSEOもあります。
SEOという意味では検索エンジンの検索結果の検索"面"を取りにいくという意味ではリスティング広告も重要です。
Yahoo!広告やLINE広告も含めてリスティング広告の運用代行についてはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。