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不動産業界こそ活用すべきYahoo!広告経由でのLINE広告配信

2021年10月からYahoo!広告(ディスプレイ広告)でLINEへ広告出稿ができるようになりました。

弊社でも広告運用代行させて頂いておりますお客様の事例でもYahoo!広告ディスプレイ広告からLINEへ広告出稿されていることを確認しています。


この広告出稿ができるようになった要因はYahoo!とLINEが経営統合が完了した影響の1つです。

現時点ではYahoo!→LINEのみですが、LINE→Yahoo!の広告出稿も可能になる予定とのことです。

LINEの広告管理ツールLINE Ads Platform(通称LAP)を通じて既に広告を出稿している広告主や広告代理店からは「何をいまさら…」といった論調も多いのですが、メリットも多いので解説していきます。


タグの管理が楽

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新しい媒体に出稿する際にはコンバージョンタグやリマーケティングタグなどのタグの設置が必要です。

LINEに広告出稿しておらず、Yahoo!でディスプレイ広告を出稿している場合、タグの設置が不要でLINEに出稿できます。

タグが不要とはいえ、計測自体はYahoo!経由のLINE出稿の場合でも計測されるので工数削減になります。

ちなみに厳密にいうとYahoo!広告ディスプレイ広告とGoogle広告も連携しているので相互での広告出稿は一般的です。今までが特殊だったという話もあります。


管理画面が1つで済む

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Yahoo!の管理画面を広告出稿の状況を確認して、LINEの管理画面も確認するのは当然ですが手間です。Yahoo!経由で出稿すればLINEでの出稿状況も確認できるので煩雑さがありません。

ただし管理画面の構成はYahoo!経由でLINEで出稿したものをLINEの広告管理画面とまったく同じ項目ではない点には注意が必要です。あくまでもYahoo!管理画面で閲覧できる内容の範囲で確認できます。

上記のように書くと否定的な印象になりますが、広告の表示回数やクリック数など基本的な指標についてはYahoo!の管理画面で問題ないと思います。


LINE公式アカウントが不要

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画像引用元:https://www.linebiz.com/jp/entry/

LAP経由で広告出稿する場合、基本的にLINE公式アカウント(旧LINE@)が必要です。

不動産業界でもLINEの活用が急激に進んでいますが、LINE公式アカウントの運用は手間だったりもします。広告出稿のためだけに作るのも…という不動産会社も少なくないと思います。

Yahoo!ディスプレイ広告であれば、LINE公式アカウントが不要で出稿できるので、メリットが多いと言えるでしょう。


実はこれが肝だったりします

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ネット業界にいるとギガ放題が当たり前みたいな思考に陥りがちですが、世の中にはスマートフォンでLINEと電話くらいしか使わない人達が大勢います。

当然ですが、スマートフォンはiPhoneではない安価なAndroidスマホを利用している人が多いです。携帯料金にお金を掛けない節約家が多いので、不動産選びもシビアですが、他の媒体では絶対に接触できない層でスレていない層なのでねらい目だったりもします。

そういう意味でLINE未出稿の場合はぜひ試して頂きたいです。

Yahoo!広告やLINE広告も含めてリスティング広告の運用代行についてはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。